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初音ミクの調声をSynthesizerVにやってもらう方法【裏技&備忘録】

ボカロPの 月影さんしょ です.
今回はSynthesizerVでAIが生成したピッチをpiapro studioに移植して,ミクに歌わせようというお話です.

SynthVの操作に慣れた後ミクに歌わせようと思ったら調声するのが面倒になちゃって,SynthVのピッチ移植できないかなと興味本位でやったらできてしまった.
自分はSynthV Proでやったけど多分無料版でもできる.
わんちゃんグレーゾーンの裏技なので何かあれば消します.



1.メロディのMIDIをSynthVに流し込む

2.適宜修正後,ノートを全選択し,ノートプロパティからピッチモードを歌唱→マニュアルにする(この時点でピッチ情報をパラメータとして保存できる)

ピッチモードを歌唱→マニュアルに変更
ピッチ情報が全てパラメータに入る

3.プロジェクトを.svp形式で保存する


4.svpファイルをUtaFormatixに投げる


5.Vsqxを選択

6.ピッチパラメータを変換をオンにする
デフォルトでオンなはず(必須なので確認はしておく)
他項目も適宜設定する.


7.ファイルをpiapro studioにインポート.こんな感じになれば成功.


そのまま歌わせるとちょっと癖があるけど,微調整するなり,メロダイン噛ませるなりで使える状態にはできそう.

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