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月影太陽光発電所 発電5日目

素浪人エンジニア月影です。気持ちいい~朝、朝ご飯もすんで、でがらし紅茶を友にnoteを書いています。。水がぬるんで鯉・爺ともに元気・
PCのBGMはピンクフロイド。。うーん鬼籍に入っている人多いな。。。
 昨日は寄り道がすぎたので、今日は、太陽電池アレイの出力シミュレーション基礎編です。発電4日目に、LTspiceをインストール済みの方はZIPファイルのダウンロード・解凍展開をして、お楽しみください。
LTspiceをインストール未の方は、発電4日目の注意事項に留意し、spicemanさんのサイト等でインストール作業や基本操作の確認から始めて
ください。発電4日目説明のコントロール・パネル設定もセットください。
(月影は、データ類や分析手法を提供できるのですが、LTspiceの基本操作説明は省かせていただきます。
エンジニアリングは見るものではなく、実戦参加でしか身に付きません。
理論から形が見えたと思っても、落とし穴だらけですし、落とし穴から
世にないものが見える世界でもありました。
えっ、動画キャプチャーを持ってないんだろーって。。。うん。)

・今回の配信テスト・サンプル
 サンプルは、三菱電機さんのPERC型単結晶モジュール(253w/10×5枚セル)
 です。同社パワコンは、MPPT効率:99.8%を競争 軸にしており
 、応用編での太陽電池アレイの出力診断用途での解説に使用もします。
 (同社は、図面等もWEB検索可能なのも理由です。Panasonic社さんも同様
  に仕様書類が確認できますが、ヘテロ型モデルは同社のみ、および
  世界市場では中華勢のPERC型単結晶が席巻中なので落選。
  その他は、資料入手がカタログだけになるので、紹介用にはパス。
  業者は専用サイトに入れても、月影はアマチュアなのでNGっす。)
 以下は、解凍すると展開されるファイルになります。

 上記のファイル拡張子は下記の意味です。
   ****.asc :回路図ファイルです。計測コマンドも記入済み。
   ****.cir  :モジュール回路情報を暗号化したデータファイル
   ****.asy   :モジュール外形図のCADシンボル図
 また、ファイル名にある『_ex』や『_TEST』等の連結名は、
   ****_ex. asc   : モデルの定電流外部変数名が{I}ではなく
            {I2530N}のように型名変数で使用している。
            (直並列構成等で、他と異なる設定を使用)
   ****_TEST  :シミュレーション回路図    

 では、以下より上記ファイルのZIPファイルをダウンロードし、任意の
 フォルダー内に展開・保管ください。

・ダウンロード後の動作確認
 
ダウンロード→ファイル展開・格納で準備完了です。まずは、モジュール
 単体の出力シミュレーションで操作を学習ください。
  1).PVMA2530N_TEST.ascの動作確認
    格納ファイルより、PVMA2530N_TEST.ascをwクリックし、LTspice
              を起動し、シミュレーション回路図をOPENします。

  シミュレーションを実行すると、グラフプレーンが表示されます。

 練習:グラフ面で、AddTraceし、P-V曲線を表示してみる。
    Y軸のカーソルも調整してみる。

 練習:Ctrl+L キーの同時押しで、計測コマンド窓を表示してみる。

さて、本日は、ここまでです。ご苦労さまでした。。。あ~疲れた。
次回は、基礎編モデルの詳細を追加解説する予定です。

・今日のひとこと
 月影は、モジュールモデルを必要とする人は、少数のプロの方達だと思い
モデル作成と応用を提案しています。無償も考えたのですが、月影爺も元プロですし、無断配付が一番困るので、著作権つき暗号データファイル(無断転載禁止)の形にしました。
 でも、note上で、¥100でも、買う人は少ないだろうな~。。。












































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































 配信するファイル数は、上図の9個になります。各ファイル名は、太陽電池モジュール型名が先頭についてます。
 ファイル名の基本
   モデル名_ex   :_exは、日射強度に相当する定電流源の
             変数名が、{I}ではないモデルを表現
            しています。例:{I2530N}
   モデル名_TEST  :_TESTはシミュレーション回路を記載した
             回路図です。この回路をOPENして、
            シミュレーションを実行してください。

   拡張子
   ****.asy   :モジュール型名毎の外形シンボル図
   ****.cir     :モジュール型名毎の等価回路ネットリスト
             および使用部品特性値が著作権とともに
             暗号化されて保管されてます。
   ****.asc   :回路図です。
              計測コマンドを同図に書きます。
 
 ・ダウンロード ファイル
  9個のファイルをZIP化してありますので、ダウンロードいただき
  、フォルダー名をつけて展開を完了ください。

  では、LTspiceが準備できている方は、PVMA2530N_TEST.asc
  をダブルクリックして、LTspiceを起動して、動作テストを
  お願い申しあげます。
   操作を習熟されましたら、他の、***_TEST.ascを順次お楽しみ
  ください。 
   はじめての配布テストですので、不具合がでる可能性もあるかと
  思います。開発環境が異なるPCの場合、LTspice自体も
  若干不安定な現象を経験してますので、ご承知をお願い申し上げ
  ます。
   あ~!!良く発電したなーと思ったらお昼でした。
   発電終了です。鯉が、お昼を催促してます。。
   
 ・今日のひとこと

  月影は、太陽電池モジュールの型名毎モデルを無償配布を考えましたが
     1.使う人は、分析対象のモジュール型名だけあれば良い。
   2.つくらねばならないモジュール数は莫大、毎年モデルチェンジ
   3.プロしか使用しない。学生さんはどうせ勉強しない。
   4.データを無断借用・有償販売する人がきっと出る。。。
   5.LTspiceは、暗号化ツールが添付され、回路情報・カスタ
     ム部品データとともに著作権も暗号化が可能
   だな~、と考え、暗号化によるコピーチェック有効化と、noteでの
  低価格販売(¥100)を考えてみました。。
  ダークな気分の月影でした。         
 ・操作参考
1)シミュレーション実行後の画面

2)P-VカーブをAdd Traceで追加

3)Ctrl+L押しでの、計測コマンドの結果を表示


素浪人シルバーエンジニア 月影四郎と申します。幕府学問所を卒業後、仕官したお城づとめも終了し、素浪人として歩き始めました。  皆さまに楽しんでいただけたらとふと思いたち、徒然なるままにnoteデビューした次第でございます。