【iPhone】iCloud写真にスクリーンショットをアップロードできない？！《後編》
「【iPhone】iCloud写真にスクリーンショットをアップロードできない？！《前編》」記事でアップロードに失敗したスクリーンショット画像を何とかして「iPhone上で簡単にJPEG形式に変換」できないものかを考えた結果です。
ショートカットを使って簡単に変換
事前準備として、ショートカットアプリでJPEG形式に変換するショートカットを作成する必要があります。しかし、一度作ってしまえば、以降は非常に簡単に変換でき、またショートカット自体もiCloud同期できるようなので、iPhone買い替え後にも引き続き利用できると思われ、とても良い感じです。
ショートカットアプリ
もし、iPhone内になければ、App Storeから入手できます。
ショートカットを作成
ショートカットアプリを起動し、右上にある「＋」をタップします。
上部にある「新規ショートカット」の右にある「下矢印」をタップし、必要に応じて「名称変更」や「アイコンを選択」を行います。ここでは、名称は「JPEG形式に変換」、アイコンは「写真」で検索したものを設定しました。
画面下の真ん中にある「ｉ」をタップし、「共有シートに表示」のトグルスイッチをオンにしたら右上にある「完了」をタップします。
「アクションを追加」をタップします。
「アプリおよびアクションを検索」のボックスに「変換」と入力し、表示されたメディアカテゴリ候補の中にある「画像を変換」をタップします。「ショートカットの入力をJPEGに変換」というアクションが追加されたことを確認します。
続いて「アプリおよびアクションを検索」のボックスに「保存」と入力し、表示されたメディアカテゴリ候補の中にある「写真アルバムに保存」をタップします。
「変換済みの画像を最近の項目に保存」というアクションが追加されたことを確認し、右上にある「完了」をタップします。なお、ここでは変更しませんでしたが、アクション内の［最近の項目］をタップしたときに表示されるリスト内にある「毎回尋ねる」を選択すると保存先を変更できるようになります。
これで、「JPEG形式に変換」ショートカットが作成されました。
ショートカットを使う
それでは、作成したショートカットを使ってPNG形式のスクリーンショット画像をJPEG形式に変換してみましょう。
写真アプリでJPEG形式に変換したい画像を選択します。（複数選択可）
共有ボタン（四角に上矢印のアイコン）をタップします。
表示された画面を下方向へスクロールすると今回追加したショートカットの「JPEG形式に変換」があります。（下図参照）
「JPEG形式に変換」をタップするとJPEG形式に変換された画像が写真アプリ内の「最近の項目」に追加されます。
いかがでしたでしょうか？はじめにも申しましたように、ショートカットを作成するひと手間はやや煩雑なところがありますが、一度作成してしまえば以降は通常のiPhone操作感覚でサクサク変換できるため便利かと思います。
今回活用したショートカット機能ですが、私は他にも「プレーンテキストをコピー」というショートカットを作成して使用しています。iPhone上で文字をコピー＆ペーストするとその書式（フォントサイズや太字などの装飾）まで貼り付けられて不便を感じることが少なからずあり、これを簡単に回避するために作成しました。機会があれば、また投稿したいと思います。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました😊