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【優しい土】発酵と事八日


発酵(はっこう)とは、「Fermentation」(わく)という意味の語源をもつ、微生物によって有機物(ゆうきぶつ)が分解(ぶんかい)する現象(げんしょう)のことです。 

事八日とは2月8日、12月8日のことで、それぞれ事始め、事納めとされている先人の智慧です。

お米つくりのために育てている土。
立春、事始めとともに発酵して、
とっても気持ち良い温かさを出してくれています。

土の上はぽかぽかと温かくて、
少し掘ると湯気が出ます。


発酵している土の中の温度は60℃ほど。

気温は1℃ほど。

普通の土の中は10℃ほど。

僕たちもみんな、生きものたちは有機物を代謝してエネルギーを得ています。

み~んな発酵しているんですねー(^^

【優しい土つくり】

今朝は−1℃、昨日は−9℃だったので暖かく感じました。


12時過ぎの今は12℃まで上がっています。

雲が抜けて太陽が当たり始め、凪の世界はぽかぽかしています。


うちのお風呂のお湯は、太陽熱温水器と薪ボイラーで温めます。

この時期は気温が上がらないため、

太陽熱温水器ではあまり温まりませんが、

太陽が出てくれているとそのままの水とは全然違うので、少量の薪で温まります。

夏は熱湯になるので水で冷まします。


熱は地球の中心や太陽、

僕たち生きものも作り出すことができます。

有機物を分解、代謝してエネルギーに変化する時に得られる「熱」というエネルギー。


お米のためのお米たちからできた土。

こんなに寒い時期でも発酵!発酵!

僕たちもみんな発酵!発酵です。

表面はぽかぽか、

少し掘ると湯気が出て、

中は60℃前後です。

この温かさが本当に心地良いんです。

発酵熱は、人の温かみ、優しさと同じように感じます。


ぬか床や麹や秘伝のタレのように

土床を繋ぎます。




ありがとうございます。

お米のご注文お待ちしておりますm(_ _)m

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