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【優しい土】発酵と事八日
発酵(はっこう)とは、「Fermentation」(わく)という意味の語源をもつ、微生物によって有機物(ゆうきぶつ)が分解(ぶんかい)する現象(げんしょう)のことです。
事八日とは2月8日、12月8日のことで、それぞれ事始め、事納めとされている先人の智慧です。
お米つくりのために育てている土。
立春、事始めとともに発酵して、
とっても気持ち良い温かさを出してくれています。
土の上はぽかぽかと温かくて、
少し掘ると湯気が出ます。
発酵している土の中の温度は60℃ほど。
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気温は1℃ほど。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71741835/picture_pc_013fefda1b6d2f18d4084ff208271795.jpg?width=1200)
普通の土の中は10℃ほど。
僕たちもみんな、生きものたちは有機物を代謝してエネルギーを得ています。
み~んな発酵しているんですねー(^^
【優しい土つくり】
今朝は−1℃、昨日は−9℃だったので暖かく感じました。
12時過ぎの今は12℃まで上がっています。
雲が抜けて太陽が当たり始め、凪の世界はぽかぽかしています。
うちのお風呂のお湯は、太陽熱温水器と薪ボイラーで温めます。
この時期は気温が上がらないため、
太陽熱温水器ではあまり温まりませんが、
太陽が出てくれているとそのままの水とは全然違うので、少量の薪で温まります。
夏は熱湯になるので水で冷まします。
熱は地球の中心や太陽、
僕たち生きものも作り出すことができます。
有機物を分解、代謝してエネルギーに変化する時に得られる「熱」というエネルギー。
お米のためのお米たちからできた土。
こんなに寒い時期でも発酵!発酵!
僕たちもみんな発酵!発酵です。
表面はぽかぽか、
少し掘ると湯気が出て、
中は60℃前後です。
この温かさが本当に心地良いんです。
発酵熱は、人の温かみ、優しさと同じように感じます。
ぬか床や麹や秘伝のタレのように
土床を繋ぎます。
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ありがとうございます。
お米のご注文お待ちしておりますm(_ _)m
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