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人生は最高のエンターテイメント2014沖縄 「ち」


↑前回の話はこちら『第7話』と

お米つくりを始める前の物語『第8話』

あらすじ
お米つくりを始める前の2014年、僕は沖縄を旅していました。
10年ほど前に初めて訪れた沖縄。
その時に出会った人々を訪ねていくとまた新しい沖縄に出会えました。
それでは第8話どうぞ。


空の間Indigoではテントを張らせてもらった。
看板犬のジィも健在で、何羽かの鶏たちも一緒に暮らしていた。
ジィはオッドアイと呼ばれる魔法を使えそうな、いろいろなものが見えるような目を持っている。

友人の『うさ』と昔からずっと一緒にいるとてもすてきな相棒。(二人は親友のよう)


僕は海に潜ったり、
共同売店で島豆腐とビールを買って昼間からのんびりしたり、
ヤンバルの森で山菜を採ったり、
神聖な山へ登ったり
ギャラリーで読書や音楽を聴いたりした。

夜は満点の星空だった。
不思議な蛍にも会えた。

空の間Indigoにはヤンバルクイナが遊びに来たりもする。
(餌付けじゃないよ。indigoはジャングルの一部だと思われてるよ。)

indigoにあるカフェには、たま~にお客さんが来た。
屋根のある南国の似合うカウンター。
椅子はブランコになっていて楽しい。

ある日来たお客さんと話していると、
元々は高江のヘリパッド開発反対運動に参加するために来て、カフェ水母で働きながら沖縄に住んでる人だった。

その時に
カフェ水母のオーナーが安次嶺現達さんだと知った。
現達さんは高江に昔から住んでいて、ヘリパッを反対する住民の会代表のような方。

僕の会いたい人だった。


今回の沖縄旅の目的は、
友人たちに会う。
新規で農業が出来そうか調べる。
高江のヘリパッドの現実を知る。

2004年に沖縄チャリ旅した時も
沖縄戦争や伝統、歴史を肌で感じる。
という目的があった。

早速、次の目的地が決まった。
カフェ水母。
安次嶺現達さんの暮らす東村高江へ。

奇跡の再会からつながるご縁。
人生はご縁の連続、刹那の連続。

僕は相変わらずご縁に恵まれている。

つづく。

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大西ひろき_月とたね
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