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僕の初めての読書体験を、数日に渡って書いていこうかな
題の通り、僕が「読書」するきっかけになった話を。
僕がミステリ小説を読み始めたのは、小学校の頃だった。
それまでもそれからも、国語の授業が大嫌いで本当に苦痛だった。そこで紹介される物語は、どれもこれも面白くもないと感じた。文豪の名作を考察するとか、苦痛でしかなかった。いまだにほとんど読んだことが無い文豪の作品がある。夏目漱石なんて、ほとんど知らない。
動画でも何度も話していると思うが、僕は文章を読むのが苦手だった。とにかく、読むのに時間がかかる。そもそも目が悪くて黒板も見えなかったから、文字に関わるものが本当に嫌いだったのだと思う。
教科書に書いてある「詩」は、好きだった。
詩というのは、それぞれが好きなように捉えて良いだけのゆとりというか、「遊び」がある。だから、こちらが好きに「感じる」ことができたのだ。
でも、教科書に載っている文豪が書いた名作とか、その他の物語は、「こう読みなさい」と言われているようで、退屈だった。
書かれている内容通りにしか解釈できないというか、どれもこれも話が「具体的」で、しかもその内容自体もどうでも良かったから、とにかく「小説」というのは「面白くないものなのだな」という印象を持ってしまったのだ。
ある時期に、学校の授業で何か本を読まなくてはならなくなって、図書館で探すことになった。
内容はわからないので、カバーや題名で適当に決めるしかない。そのノリで書架を眺めていたら、そこが海外の小説コーナーだということがわかった。
それまでの国語の教科書があまりにも退屈だったので、日本の小説はレベルが低いのかと思い、そのまま海外の小説を探そうと考えた。この選択が、本当に良かった。僕の周りには海外の小説を選んでいる人は、ほとんど居なかった。
そして、そこで見つけたのが「クリスティ」だった。
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つきのまどの【つれづれゴニョゴニョ】
最低でも、月の半分、つまり「2日に1回」更新します。これはこちらの問題ですが、それくらいのゆとりがあった方が、いろいろ良いかと。 内容とし…
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