前回の続きだが、仲人的な立場に立って、色々と学びを深くした。
親が子供の結婚相手に口を出すのは論外だが、その相手がどういう価値観を持っているのかまで確かめないと気が済まない、というのは、どういうつもりなのだろう。
子供と言っても、もう32歳くらいの娘だし、相手があって成り立っている関係なのだから、その相手に「格好悪い」と思われるようなことは、したくないものだ。
なんというか、そういう時にもう少し「恥ずかしい」という気持ちを、持ってほしい。いい歳をした親が、いい歳をした子供の新しい生活や関係に意見をするなんて、本当に恥ずかしい。
とまぁ、そういうことを聞かされること自体、どうなのかとも思う。当の職員の女性(娘)も、そんなことを人に話す前に、まず自分が親に指摘するべきだろう。「今までお世話になったし、色々な苦労をかけたけど、親が口を出すものではないよ」と、逆に指導してあげなければならない。
でなければ、いつまで経っても「親は親のまま」だし、「子は子のまま」になる。「もう、親子の関係ではなく、大人として対等な関係なのですよ」と示すことが、子供の親離れであり、自立である。
その姿を見て親は、「自分の子供は立派に自立をした。寂しいが、もう干渉するのはやめよう」と学ぶのである。
だから、そんなことを外でつらつらと吐露している大人自体、おかしい。
でも、そういう人は、「親っておかしいですよね」と言うことで、自分は大人になった気になっている。
いや、大人になろうとしているのかも知れない。
僕は別に誰の肩も持たないので、おかしいところはおかしいと言う。「親が干渉をしてくるということは、かつて何か心配をかけることがあったからで、だからこそ、有言実行しなければなりませんよ」と、忠告しておく。人のためになることといえば、それくらいのことしか僕からは言えない。
とにかく、浮かれないでほしい。
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つきのまどの【つれづれゴニョゴニョ】
最低でも、月の半分、つまり「2日に1回」更新します。これはこちらの問題ですが、それくらいのゆとりがあった方が、いろいろ良いかと。 内容とし…
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