何かがわかったとき、涙が出る時がある

これは題名の通りで、何かが自分の中で「わかった」と感じる時、涙が出ることがある。
つまり、感動するということだ。
これはもしかしたら、一般的な感動とは少し違うかもしれない。

涙が出るときは、何も悲しいことや、寂しいことばかりではない。笑すぎても涙が出るし、あくびをしても涙は出る。
怒りすぎて泣く人もいるようだ。実際に見たことはないが。

つい先日も、歩いているとき、不意にそれが訪れた。
歩きながら何かを考える、ということは僕の場合ほとんど無い。今回も、何も考えずにただ歩いていた。
そんなとき、「もしかして…」という発想というか、理解が降りてきて、急に学問上の問題や、知識がわかったり、積み重ねてきたことがパズルのよう組み上げられることがある。
そして、なぜかはわからないが、腹の底、いや足の裏からかも知れないが、何か「グッと」くるものが込み上げてきて、それは次第に上体へ速やかに移動し、眼窩の辺りが熱くなるのである。

こういう感動は、人生の中でそうあるものではない。
というか、僕が喜んだり、感動をしたりすることが少ない人間だからか、たまにあれば儲けものという具合で、求めてもいない。
もしかしたら、感動を求めていないことが、何かにつながっているのかも知れないが、そういう分析もやらない方なので、よくわからない。

このnoteなどで僕のことを少しでも知ってくれている人は、もしかしたら「この人は普段からいろんなことを考えているのだろう」という印象をお持ちかも知れないが、全くそんなことは無い。これは謙遜ではなく、本当にそうなのだ。
どうも僕は、物事を深く考えられない欠点を持っているようで、頭の中に言葉が湧いてきたり、

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10分もかからず読める。つまり、なんか読書した気になれます。「気になれる」ということが大切。この世の全ては「錯覚」ですからね。

最低でも、月の半分、つまり「2日に1回」更新します。これはこちらの問題ですが、それくらいのゆとりがあった方が、いろいろ良いかと。 内容とし…

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