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賢い人は皆、謙虚だ。言葉では簡単だけど、何年経ってもわからない。

人間というのは、本当に小さく、弱いものだなと改めて思った。

とはいえ、その知性を活かして、自然現象を利用したり、自然界と共生したり、凄いとは思う。
本当に賢い生き物だとも思う。
人間の進歩、これは本当に凄い。他の動物に、こんなことはできない。

でも、それでも病気になったり、大事な存在が元気を失ったり、人と人との間で問題が起きたり、逃れられない天災に襲われたり。
そうすると、途端に立ち上がれなくなる。
何もかも無駄だと思い、無力感に襲われる。

人間の文明は、何度も滅び、起こり、繰り返されてきた。
その執念というか、生き残る強さ、そこにはやっぱり目を見張るものがある。
極論、人間は「繁栄することをやめる」こともできる。俗な言い方だけれど、「心」があるからだ。
でも、いろいろな人が知恵を絞って、思考と団結の力であらゆる危機を乗り越えてきた。
単純に、感動だ。

でも、人間は神ではない。
どんなことも思い通りにできるわけではないし、何もかもを予測できるわけでもない。
実際、僕なんてこの社会の中で、なんとなく成り立っているだけの「存在」で、たった少しの衝撃で崩れてしまうような「小さな存在」だと思う。
自分の人生にも、強い無力感を抱くし、人と比較して自分が強いとも思わない。
人が悩むようなところでは悩まないかも知れないが、僕には僕の悩みがあるし、しんどさがある。
無いように見せているつもりはないが、あまりそういう部分は吐露しないだけだ。
そういう意味では、僕みたいな人間が一番危ないのかも知れない。いつどうなるか、自分でもわからない。

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10分もかからず読める。つまり、なんか読書した気になれます。「気になれる」ということが大切。この世の全ては「錯覚」ですからね。

最低でも、月の半分、つまり「2日に1回」更新します。これはこちらの問題ですが、それくらいのゆとりがあった方が、いろいろ良いかと。 内容とし…

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