人にはあまり優しくしないようにし魔性の女に逢いましょう

人に優しくすると、面倒なことになる。もちろん、面倒なのは自分だ。
人間というのは不思議なもので、やればやるほど「やってあげた」という感情が芽生えてくる。
しまいには、「もうちょっと優しくしてくれてもいいんじゃないの」と思い始める。
何度か話しているけれど、与えれば与えるほど欲しくなる不思議。

こういう「一人相撲」に陥るのは、僕たち人間の性かも知れない。それが知性の卑しさであって、いかにそういう脳の働きに気づきを与えるか、そこが重要になってくるだろう。

そもそも、優しさってなんだろう。定義が難しい。
誰かを好きになれば、その人に優しくしたいと思うだろう。誰だってそうだ。別にそれはそれで良い。というよりも、ある程度はそうあるべきだ。
しかし、特定の人物にだけ優しい人間というのは、果たして「優しい」と言えるのか。そういう矛盾がある。
かと言って、誰にだって同じように優しくできるなんて、それこそ「釈迦」のような人間でも無い限りあり得ないだろう。

あるいは、自分にとって「得」がある行為を「優しさ」と捉えることもできる。僕だって、自分にとって気持ちが良い行為をしてもらったら何か返すべきだなと思うし、ありがたいなと感じる。
逆に、自分に説教をしてくる、説教というよりも「叱る」人をなるべく避けたいのではないか。

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10分もかからず読める。つまり、なんか読書した気になれます。「気になれる」ということが大切。この世の全ては「錯覚」ですからね。

最低でも、月の半分、つまり「2日に1回」更新します。これはこちらの問題ですが、それくらいのゆとりがあった方が、いろいろ良いかと。 内容とし…

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