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日本のミステリで初めて読んだ物
これに関しては、色々と記憶が曖昧な時期だったので、どれが初めとは言い難い。
海外のミステリを少し読んで(それについてはまた語る)、「もしかして日本にもミステリ小説があるのか?」と気づいて探したのだと思う。
そして、本屋さんで「日本のミステリ百選」みたいな無料の冊子が置いてあるのを、偶然見つけたのだった。
今思うと、そこに載っている作家たちは超有名作家ばかりだとわかるのだが、当時の僕は日本の作家の名前なんてほとんど知らなかったので(国語のせいで知ることすら避けていた)、どれを選べば良いかわからなかった。
ただ、そこに載っていた江戸川乱歩だったり、夢野久作だったり、綾辻行人だったり、京極夏彦だったり、海外のミステリに比べてカバーがちょっと気持ち悪い感じというか、ミステリ作品には見えなかった。江戸川乱歩や夢野久作に関しては、ミステリの定義に入るのかはちょっとわからないが。
そんな僕だが、名探偵コナンくらいはなんとなく知っていたので、「確か、コナンくんの名前に由来は、江戸川乱歩だったのでは」と発見し、江戸川乱歩を読んでみることにした。
それだけ有名なら、図書館にも絶対に置いてあると目論んだのだ。そこで、江戸川乱歩の名作を集めた「傑作選」を借りて、読んだ。
簡潔に言うと、全然面白くなかった。
なんというか、予想していたミステリとは違って、どちらかと言うと「怪奇小説」という印象。目を引くような発想だったり、トリック、論理性みたいなものが無くて、「推理小説風の怪奇小説」みたいな感じ。
よく知らないが、本人だって「推理小説」として書いているわけではないのかも。
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つきのまどの【つれづれゴニョゴニョ】
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