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ヘンな論文【79】

「真面目に不真面目」に癒やされる

 本当に、世の中には面白い研究者がいるものです。少し前に『人の研究を笑うな』という本を読みましたが、この本ではもっとすごい、ちょっと想像もつかないようなヘンな研究論文の解説が13本も納められています。
 どの論文も甲乙つけがたい魅力的な論文タイトルで、そそられます(笑)

例えば…

「奇人論序説-あのころは「河原町のジュリー」がいた-」
飯倉義之 2004年 『世間話研究』第14号
「傾斜面に着座するカップルに求められる他者との距離」
小林茂雄、津田智史 2007年 『日本建築学会環境系論文集』第615号
「男子生徒の出現で女子高生の外見はどう変わったか-母校・県立女子高校の共学化を目の当たりにして-」
白井裕子 2006年『女子学年報』第27号

などなど…

 タイトルだけでも落ちているのに、そこへ博識芸人、サンキュータツオさんのウィットに富む、絶妙な突っ込みとマニアックな考察があいまって、終始笑い通しでした。
 真面目に不真面目なことを考えるって、本当に素晴らしいことですね!(笑)

 近頃、何かとストレスが多い日々を過ごしていますが、こういう本があると本当に癒やされます。

 ありがとう!サンキュー!

 ちなみに、『もっとヘンな論文』という続編もありますので、ぜひ!