描く瞑想
もう1ヶ月前くらいになりますか。〝点描曼荼羅〟というものを教わる機会に恵まれました。
なんでもそうですが、最初はよくわからず、線がヘロヘロになりながらも、こんなもんかなという代物が出来上がりました。
ネットで画像検索すると、様々な模様の点描曼荼羅の作品がたくさんヒットしました。ひとつとして同じものがないことに驚きました。
真似をしようにも、出来上がりは全く違うものになるのです。
絵画では贋作が作られますが、点描曼荼羅に至っては、同じように作るのは無理だと思いました。
これは一人ひとりの、心の模様だから。
常に変化し続ける万華鏡のような反射があるから。
どハマりしますね。
ストレスが溜まると黒い紙を引き寄せて、点を打っています。どんな出来上がりになるかはわからないまま描いています。これは描く瞑想ですね。
今描いているものは作品とは言えないでしょう。
意図して描いているものではないから。
その時に感じた感情とイメージ、ストレスによって引き起こされる心のさざなみ。それが形になっている。「あ、いま欲が出たな」という時は、点が乱れます。点の大きさがまちまちになってしまったり、いびつになったり、点によってできた線がヨレッと曲がったり、面白いです。
肩は凝るかもしれないけれども、ストレスの解消になります。
光っているように見えるものが描けたらいいなあというのが、今のところの目標です。原石をダイアモンドにしないとですね。
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