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手紙
今日、7年後の自分に手紙を書いた。
7年後といえば28歳。 どうしてまたそんな切りの悪い数字の自分に手紙なぞ書くのかと思うだろう。
母との電話でたまたま7年後の家族の話が話題に上がったからである。電話をしていた時にふと、7年後の自分に手紙を書こう、と思いついたのだ。この場合手紙を書く、という行為が大切なのであって、正直なところ7年後だろうが、10年後だろうが、14年後だろうが何年後だっていいのだ。最も過去の自分に手紙を、とはならなかったが。
手紙の内容をここに大まかに書いてもいいのだが、それでは自分の脳みそが何を書いたかしっかりと記憶してしまうような気がするので控えよう。7年後の私のためのお楽しみのはずが、ああ、こんなこと書いたよな、そうだnoteに記録してあるわ、なんて度々見返したりしてしまえば、面白みに欠けてしまう。
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ところで、7年後の自分に手紙を書くという体験は実に奇妙で心地よい体験だった。もちろん、7年後の自分を想像しながら書くのだが、それ以上に今の自分が、もう1人の自分に対してどんなことを思っているのか、とか、遠くから今の自分をもう1人の自分が観察しているみたいで、なんだか変だった。
ね、だってもう1人別の自分が頭の中にいるなんてどこか変でしょう?
でもこの感覚をなんとなくわかってくれる人もいるんじゃないかな。
自分に手紙を書くことで、今の自分が今の自分を愛していること、大切にできていることがちゃんと確認できた。このことは私に少しの勇気と安心感を与えてくれた。
そんなに遠く先の自分宛でなくても、例えそれが明日の自分宛の手紙でも、きっとその手紙はあなたがあなた自身に優しくなるきっかけになると思う。
是非皆さんもやってみてね。