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車の安全装備を考える

突然の電話である。(電話はいつも突然か…)

父から電話が掛かってきた。
突然、「VWのパサートを見てきた。あれ、かっこいいな。」である。そして、「買い替えたい」という事だ。
理由を確認すると、今乗っている車(トヨタマジェスタ)の安全装備が最新のものではなく、不安だからという事であった。

少しばかり話して、VWの安全装備について確認することとした。
その前にまず、現在のマジェスタの安全装備をおさらいする。

マジェスタFour(2015.5)「アドバンストパッケージ」
■プリクラッシュセーフティシステム(ミリ波レーダー方式)
■インテリジェントクリアランスソナー
■レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)
 これだけ見ると、今どきの車に聞こえなくもない。しかしながら、今どきの安全装備を確認するとこうだ。

クラウン 「Toyota Safety Sense」
■プリクラッシュセーフティシステム(単眼カメラとミリ波レーダー)
■レーントレーシングアシスト
■レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)
■プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)
■オートマチックハイビーム
■ロードサインアシスト
■先行車発進告知機能
■インテリジェントクリアランスソナー
■リヤクロストラフィックオートブレーキ[パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)]/リヤクロストラフィックアラート
■パノラミックビューモニター&インテリジェントパーキングアシスト2
■ブラインドスポットモニター
 とまぁ、何が何だかわからないほど付いているではありませんか。記載しきれないのでやめました。詳細はトヨタの安全技術のページをご覧ください。https://toyota.jp/safety/?padid=ag461_safety_nav

 トヨタで一番良い安全装備を調査したところ、レクサスブランドのLSに搭載されている「LEXUS SAFTY SYSTEM +A」のようです。ドライバー異常時停車支援システム (LTA連動型)がついているのは現状、LSのみというところでしょうか。(ちなみに同様の機能はメルセデスに搭載済みである)

さて、本題、父が気になっていたVWの安全装備を確認すると、こうだ。

VW PASSAT 「Volkswagen オールイン・セーフティ」
■アダプティブクルーズコントロール“ACC”(全車速追従機能付)
■レーンキープアシストシステム“Lane Assist”
■ブラインドスポットディテクション(後方死角検知機能)
■レーンチェンジアシストシステム “Side Assist Plus”/“Side Assist”
■リヤトラフィックアラート
■プリクラッシュブレーキシステム “Front Assist”(シティエマージェンシーブレーキ機能付)
と、名前は異なっているが、機能は同じようなものでした。
詳細はwebでhttps://sp.volkswagen.co.jp/allinsafety/

■まとめ
 マジェスタからの乗り換えではどの車を購入しても安全装備は格段に上がることが分かった。また、VWの安全装備が良いとかトヨタが良いとかは無く、ほぼ搭載されている機能は横ばいか+α位のものなので、好きなメーカー、デザインの車を選べばよいのではないか、という結論です。
 ただ、突然の心筋梗塞等、ハンドルが握れなくなってしまった場合に安全に止まることが出来るのは、僕が今、調べた限りでは、レクサスLS及びメルセデスのみである。
 今回は時間がなく、他の国産メーカーにつては調べることが出来なかったが時間をみて追記したいと思う。

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