高段者会講座No.2【秒碁の時間術】
ご覧いただきありがとうございます。
カフェと囲碁ひだまりの八段塾塾長つかさです。
カフェと囲碁ひだまりにて月1回開催している
ネット碁五段〜七段を対象にした研究会、
高段者会にてネット碁九段(野狐)のつかさが
行なっている碁盤を使わない囲碁講座を書いていきます。
本記事の対象者
・ネット碁五段〜七段の高段者
・棋力の伸び悩みを感じはじめた方
・努力でこれる限界がいまだと思っている方
高段者と呼ばれる段階まで囲碁を学び続けてきた方は
皆さん人一倍囲碁に思い入れがあります。
「まだ強くなりたい」と願いつつも
仕事や勉強が忙しい、囲碁にさける時間が少ない
もう強くなれる限界にきている
そう考えていませんか?
本記事では、そういった悩みをかかえる高段者の方へ
本には載っていないけど大切な技術を
七つに分類しお伝えしていきます。
なぜ、七つの技術なのか
皆さんは「上手いプレイヤー」と「強いプレイヤー」の違いについて考えた事はありますか?
塾長つかさは二つの違いを下記のように定義します。
「上手いプレイヤー」
・知識が豊富
・練習対局などではよく勝つ
「強いプレイヤー」
・大会や重要な対局で勝つ
・実力をちゃんと出し切る方法を理解している
どちらも知っている知識が同じで
実力が拮抗している場合、大切なのは
自分の実力を出し切れるかどうかになります。
ネット碁五段〜七段には「上手いプレイヤー」が
多くいます。
八段との決定的な差は実力を出し切る能力または
実力を出させない能力が大きく関わっています。
この2つの能力を八段になるために必要な
七つの技術として細分化しました。
ⅰ、時間
ⅱ、精神
ⅲ、抽象
ⅳ、戦略
ⅴ、情報
ⅵ、学習
ⅶ、検証
七つの技術を習得した時、
八段への道が見えてくるでしょう。
では、高段者会講座No.2をはじめていきましょう。
【ⅰ、時間〜秒碁の時間術〜】
『早碁が強い人が本当に強い人だ』
と言われています。
これは、たくさん練習している人が瞬時にヨメる量が
多くて有利だからではありません。
早碁における時間の使い方を熟知しているからです。
時間の使い方一つで1目強くなれる
本記事の内容を読み、実戦すれば
1目強くなる技術が手に入ります。
キーワードは『ガマン』です。
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