試験に2回も落ちた男の話
こんにちは。今日は読んだ本の感想ではなく、試験に落ちた感想の話です。しかも2回目。ホントにへこむ。1回目の話はこちら。
失敗としっかり向き合って、そこからできる限りの準備をしてから臨んだ試験でした。「こんなに努力したんだぞ」と主張するのが恥ずかしくなる結果ではありますが、再試験受験時には有料コーチングの時間は300時間を超え、その間毎日コーチングのデモ音声で模範コーチングと解説を暗記するまで聞いてきました。練習会もいっぱいやった。コーチングへの理解は以前より遥かに深まった自覚もあるし、実際のコーチングやスキルの練習会でも上々の手ごたえでした。
でも結果は不合格。そもそも不合格になってる人がそのことを公言しないので正確な合格率はわかりませんが、自分が見ている限り、2回不合格になる人は10%もいない感じです。
さすがに落ち込みます。受け入れることもできません。結果には今も納得いっていません(レビューはすでに受けていて、自分のコーチングに対するフィードバックにはとても納得してます。コーチングはどこまでいっても学びが終わることはないので)。「こんなにやってるのに不合格って、コーチング向いてないのかな」とも思います。ペーパーテストではないので「試験の合格基準があいまいなんじゃない?」という気持ちも沸き上がります。
でも、どうしたところで、試験に合格するわけじゃありません。そして、この思いは、試験に合格しないと晴れないのです。いや、合格しても晴れないかもしれません。だって、多くの人はほとんど2回で合格してるんだもの。
やれることは、前を向くことだけなんですよね。いろんな前の向き方がありますが、僕は「あきらめずに試験に向かう」という方を向くことにしました。
だって、向いてないかはまだわかんないもの。それを判断するには早すぎる。サッカーの本田圭佑選手は、学生時代は注目されるような選手じゃなかったそうです。でもその活躍は皆さんご存知の通り。そういう例はいくらだってあります。
僕は、コーチングをやっていきたいと思っています。だから、前を向くしかないんですよね。どうしたって。
この失敗の意味は、前回と共通しています。これらは、もっと深く身に染みた感じはあります。
1. 落ち込んでも事実は変わらない。自分で結果を左右することはできない。
2. 挑戦しているから失敗する。失敗してないってことは挑戦してない。
3. 挫折を知ることで自分の幅が広がる。
4. 失敗を経験したコーチだから、コーチングを受けてみたい人もいるかも。
そして、さらに加わった意味として
5. この失敗をも堂々と公表することが、自分の生きたい人生だ
を挙げます。
僕らがやっている co-activeコーチングには「人生の目的」というものがあります。いろんな方法でそれを言語化して、ブラッシュアップしていきます。
今のところ、僕の人生の目的(の今のところの表現)は
「私は、私を見た人が勝手に何かに気付くスター」
です。これができてるなぁ、と感じているときは、やっぱり人生充実した感じがします。
だとしたら、何回失敗しようが、他の人と比べてその回数が多かろうが、堂々とそれを公言するしかないんですよね。この姿をどんな人がどんな影響として受け取るかは知りませんし、コントロールもできません。
ということで手短ではありますが、再々試験に向けての決意表明として、ここに記します。
がんばるぞ^^