Zb とりあえず無名さん完成 (Zbrush練習 47)
なんやかんやで完成ということにしました。色塗って、形が大体できたからもういいよね。似てないけど、オリキャラとしてみれば、まぁまぁ好みw
宣言通り、板ポリのままで行けるところはそのまま板ポリで。本当は紫色の紐には各所にリボンがあるのだが、今回は省略。紐だけ。
まずは全身像をご覧ください。遠くから見ればそれなりにまともに見える(笑)
顔周りはこんな感じ。右側後頭部から流れる髪の毛を追加したらいい感じになった。でかいリボンは、さすがに盛りでは無理がある。胸元リボンの流用。二の腕の紐にもリボンをコピペしようかとも思ったが、コピペできることが明らかなので、今回はパス。配置できることは間違いない。
宣言通り思い切り手抜きの蒸気タンク(笑)タンクを支える支柱も胴回りに生えているはずなのだが、今回はそれもパス。かわりにカーブブラシでパイプケーブルをちゃんと銃まで伸ばしました。カーブブラシは、ロン毛作成時に習得しておいてよかった。初見でアタックしたら絶対に挫折するよ、暴れすぎて。
こんなときもありましたなぁ。
銃にも色を塗りました。かなり手抜きですが、銃剣が折りたたみ収納された部分の色を塗ったら、かなりそれっぽい仕上がりに。腕や足は、力尽きて、直接ブラシで盛り上げて立体感を出し、手抜きついでにそのまま色も塗ってます。だから色の差し替えが不可能(笑)微調整も無理ね。それをやるならサブパーツごとに分けないと。
短パンですよ。足の造形も同様。力尽きてダイレクト塗り。包帯も適当感が爆発している。左膝裏に至ってはポリゴンがおかしくなったけどもう修正する気力がない。
右膝のプロテクターをもっとちゃんと作りたかった。体当たり盛り上げ造形。リボンが付けばもっといい感じになっただろう。足裏も作りたかったけど今回はパス。塗りだけ。
後ろに飛び跳ねて回避行動をしつつ迎撃というイメージです。
とりあえず、無名さんのテストはこれにて終了。
長かった。今までと違って、教科書通りに何かを作るのではなく、かつ、オリキャラでもない、初の二次創作(模写?)のモデリングテストであった。色々と発見があった。詳細はまた別の日記に書くとして。
素人でも頑張れば形になるんだね!
各所板ポリのままだったり、蒸気タンクがまるでプリミティブ造形そのまんまだったりするが、全体としては、きちんと色が塗られていて、表情、服っぽい何か、銃っぽい何か、滑らかなケーブル(線は目をひくため)など、要所を押さえれば、多少粗かったりぼこぼこしていたりしても、あまり気にならない、という印象。
服のシワは難しい
適当に盛っても、適当なしわにしかならない。これはお絵描きの修行と同様に、服のシワのでき方については法則性を学んでおかないと、それっぽいシワが作れない。2次元でも3次元でも、造形に対する理解が必要なのは同じだということが分った。つまり、
絵が描けないからといって3DCGに来たけれど。。。
絵を描くために必要なノウハウが3DCGでもやっぱり必要だったってことね(爆)表情なんかは思い切りお絵描きだし、髪の流れや表現技法もそのまんまお絵描きのノウハウが必要だ。どこまで細かくモデリングするかの違いくらいでしかない。
2次元+1次元=3次元だということを忘れないように!
どう考えたって1次元分、余計に手間がかかるわけだよ、絵よりも。これは、うーん、信じたくはなかったけど、間違いなかったorz
面白いっちゃぁ、面白い。けど、
投資した労力に見合うほどめちゃくちゃ面白いかと言われると、ちょっと微妙かもしれないwww
Zbrushでの造形の仕方、塗り、お絵かきソフトでの顔の準備、顔の転写の仕方、カーブブラシによる紐の表現、基本的な服の作り方、etc...
顔だけでもこんなんなって完成形に持って行ってるわけだからね。かつてのお絵描き経験があったからよかったようなものの、この為にゼロからCLIP STUDIO PAINTを覚えるってのはさすがに心が折れるだろうね……。
つまり、きちんと1体を仕上げるためには数十時間を要するってことだ。
こんなぼろい造形でも10時間以上は必要。試行錯誤の時間を除いても、やはり10時間が一つの目安な気がする。めっちゃかかるやん。私の場合はこれで完成だが、動かすキャラを作るなら、ここから更にボーン入れ&ウェイト塗り&調整だからね、私には無理だ。ローポリキャラでないと動かすキャラのセットアップまでたどり着けそうもない。Zbrushのような繊細な盛り表現キャラのムービーなんて、それこそピクサーみたいに大資本と大人数がないと無理。個人では無理。なので動かす気は最初からない。
と、とりあえずこれでひとまず無名さんモデリングテストは終了。
寝不足の日々に終止符、を。。。
(161回目のnote更新)