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 日本中央競馬会の主催する競馬では、その控除率が25%と決められています。また競馬法の特例により「単勝」と「複勝」の控除率に若干の割戻しが行われるように改正されましたが、その影響は微々たるものです。

ギャンブルにおける「控除率」とは主催者の取り分であり、この控除率の決め方でギャンブルの種類は大きく2つに分類することができます。日本中央競馬会における控除率の方式は「パリミュチュエル方式」と呼ばれる控除率が予めビルトインされています。
(控除率をテラセンと呼ぶのは、江戸時代に「富籤」が寺社仏閣で主催していたときの言葉)

実際の日本中央競馬会において控除率は「オッズ」にビルトインされています。例えば単勝2.0倍と表示されている倍率は25%差し引かれたオッズという事です。競馬というギャンブルの特殊性は「初めから勝馬が存在する」事にあります。
馬券の種類に関係なく当たりが初めから表示されているという事で、宝くじで当選番号が事前に表示される事はありません。

そして競馬では、16頭立のレースであれば16頭全ての単勝を購入すれば必ず的中します。当たり前のように思えますが、主催者側にとってこれは非常に重要であり、競馬というギャンブルと特殊性です。すなわち「的中」が「儲け」と直結しないギャンブルであるという事です。

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