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 数学(確率)とは「商業」と「ギャンブル」に寄与する事を目的として発達していった学問でもあります。一般的に「統計確率論」といわれる数学の分野では、既に結果の出ている事象に対して分析をおこない、未知の事象に対する結果の数的な論理を構築する。こうした役割から「ギャンブル」の結果を予測する過程においてその理論を応用できると思われがちだが、実際は「ギャンブルの主催者」にとって重要な数学的裏付けを提供する学問なのです。

今ここに3枚のコインがあるとします。
1枚は表裏ともに●
1枚は表裏ともに〇
1枚は表が〇で裏が●である。
この3枚のコインを1つの袋に入れて、中から1枚を取り出したとき、その片面が●であった場合。取り出したコインのもう片面が●である「確率」はいくらか?

袋の中にある3枚のコインの両面は●が3面、〇が3面であるので、取り出された1枚のコインの片面が●であるとき、もう片面も●である「確率」は限りなく50%に近いはずである。これが一般的に「確率」と呼ばれる現象である。

だが、実際にこれを行ってみると●の片面に〇が出る回数は明らかに少ない結果が得られる。行う回数を増やせば増やすほど〇の出る回数は少なくなっていくはずである。
それは何故なのか?
これがギャンブルにおける「主催者側」の確率論応用である。
競馬における「単勝」1番人気の馬が1着になる確率を考えるとき、上記の問題の正確な回答を知っている主催者は、1番人気の馬の単勝馬券が売れれば売れるほど「儲け」が膨らんでいく。

上記の問題において数学的な〇の出現する「確率」は実は50%ではなく、●のでる確率が「66.67%」と約2/3は●が出ます。
最初に袋の中には「6つの面」が存在し、どの面も選ばれる可能性は1/6である。取り出したコインの上が見えている面「●」は、その6つのうち3通りのどれかである。

黒面が3通りのうち、その裏面が白のケースは1通りだけある、したがって残り2通りのケース(2/3)は、その裏面が同じく黒●となります。

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