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Designer 大江 司

はじめに

dotDの大江 司です。 2022年7月からDesign Divisionにて共創事業に参画し、大規模プロジェクトのUX/UIデザイナーを担当しています。
数年間のフリーランスからdotDに入社したいと感じた魅力や経緯についてご紹介させていただきます。

PROFILE
大阪芸術大学を卒業後、ロンドンの美術大学で彫刻・写真を主とした現代アートのリサーチ&制作を行っていました。 帰国後は大手メーカーに入社し、クラウド関係の部門に配属され、サービス企画やUXデザイナーとして、新規事業やアプリの立ち上げなどを経験しました。 退職後、制作会社でアートディレクターなどを担当したのち、ここ数年はフリーランスでUXリサーチャー、UX/UIデザイナーとして活動していました。 また、副業でヨモギなどの野草を使用した揚げ菓子の企画、開発を行っています。  

dotDに入るまで

大阪芸術大学では金属工芸を、ロンドン美術大学では現代美術に触れ、作品制作やリサーチに没頭していました。数々のアーティストや美術評論家について学ぶ中で、アメリカ人美術評論家・マイケルフリードの著書「Absorption and theatricality(没入と演劇性)」の考え方に大きく感銘を受けました。要約すると、物と事(作品)と鑑賞者(人)の関係性を探るという内容です。これは私のビジネスの経験の中での根幹となっている、プロダクトとユーザーの関係性を探るUXデザインの分野や、UIデザイン業に影響しています。
ロンドンの美術大学を卒業後、アーティストを目指すのではなく、身についた美術的思考を使って、人の行動心理や感情とプロダクトの関係性を追求し、多くの人に実際に役立つものを作りたいという思いがありメーカーに就職し、自社事業を担当していました。
そこから現在まで、制作会社やフリーランスとして、ITの分野で活動していました。

dotDに入りたいと思った理由

フリーランスを数年経験していくうちに、単に依頼された案件のデザインをするだけのプロジェクトは少なくなり、複雑な課題をもったプロジェクトに参画することが多くなり、画面の前で作業をすることより、考える時間が増えてきました。
今後ずっとITの世界にどっぷりと浸かり、新しいものや、良いサービスを出したいと考えたときに、私にとって当時住んでいた東京で画面に向かい没入していては中々課題の根幹が見えず、また視野も狭くなり、アイデアや視点を変える環境としてパフォーマンスが出ないと感じ、思い切って身寄りもない長野県松本市に移住しました。
環境を変えることによって、画面の中で作業する時間よりも自然の中を歩きながら頭を整理し、視点を変えて検討する時間が多くなりました。そうすると頭の中でこんがらがった糸がほどけていくことができ、私に取ってとてもバランスの良くパフォーマンスを発揮できることに気づきました。
その中で、dotDの働き方や、CEOの小野田の考えに引き込まれ、これまであまり関わりのなかった業種の方々とチームとして事業を創造することで、私のこれまでの経験も絶対貢献できると直感的に感じ、入社させていただくことになりました。

dotDを通して達成したいこと、目指していること

今、達成したいこと、目指していることを文章として残すことは時によって変化するので、現在の目標にはなりますが、個人の成長は現時点では意識していません。それよりも共創事業がちゃんと伴走型として実現することが、1つの目標です。それはデザイナーという職種だけではない領域も含みますが、職種を超えてコミットし、共創事業の実例を多く作り、実例を横展開できるプラットフォームを作ることを目指しています。またそこで得た経験を自社事業に展開することが現在dotDで目指したい達成したいことになります。

最後に一言

フリーランス時代に何度かスカウトされたことがあるのですが、初めてもう一度会社に属してみたいと感じたのは、dotDが初めてでした。
実際仕事をしてみて、ここまで個々が自立して、事業を推進できるメンバーと出会えて本当に嬉しく、また感謝しています。

名詞の裏

ハーブや野草を使った揚げ菓子を企画/開発しているので「葉っぱ」

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