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蹴球学 名将だけが実践している8つの真理

美容ディーラー・ミツイコーポレーション デジタルブランディングの金丸(34)です。
名古屋で生まれ育ち、新卒で2011年にミツイに入社。
5年間営業、6年間ユニットリーダーを務め、2021年に上司も部下もいない新設部署「デジタルブランディング」を静岡本社で立ち上げました。
2023年からは東京支社に身を移し、企画・戦略・社内外のDX推進を行なっております。

日本一チャンネル登録者数が多いサッカー戦術分析YouTuber、レオザフットボールさんによる書籍「蹴球学 名将だけが実践している8つの真理」を読んで感じたこと、感想を書かせて頂きます。

蹴球学 名将だけが実践している8つの真理

1.サッカーから学ぶ

「サッカーは人生の縮図」
「ピッチ上で起こることは、人生でも起こり得る」

ジェフユナイテッド市原・日本代表の監督を務めて、日本サッカーに多大なる影響を残したイビチャ・オシム氏の言葉です。

”人生・仕事・教育”など、サッカーという視点から新たに学ぶことができるのではと思い、昨年からサッカーに関する書籍を読んでおります。

思考法
マネジメント、マインド
トッププレイヤーのプロセス
教育

「サッカーは人生の縮図」という言葉通り、”教育・マネジメント・マインド・思考法”を上記書籍より学ばせて頂きました。

今回手に取ったのは「戦術」にまつわる書籍。
より、サッカーの実践的な内容に書かれた一冊です。

2.サッカー素人の戦術入門書

私、金丸のサッカー経験は小学校高学年3年間の部活動のみ。
部活動とは言っても、活動期間は秋〜春までの短い期間で経験レベルはほぼ素人。

中学生の頃には日韓ワールドカップが開催され、家族で期間中だけ熱狂的に観戦。
放課後に友人とウイニングイレブンをプレーし、世界のクラブチーム名と、選手の名前を覚えました。

その後も”ワールドカップ・アジアカップ・オリンピック”などの大きな大会があれば友人とスポーツバーなどで観戦し、予定がなければテレビで放送されている親善試合を家族で観戦する。
突如現れては波の様に去ってを繰り返す、”にわか”サッカーファンです。

そんな素人レベルの知識の僕が、サッカーの「戦術」にまつわる本を読むことには少しの不安がありました。

しかし実際読み始めてみると、サッカーの新たな一面を知ってどんどんページが進んでいきました。

その新たな一面が、「戦術」
サッカーにおける戦術の重要さと、奥深さという知らない世界を知ることができて、僕の知的好奇心がどんどん満たされていきました。

「ポジショナルプレー」「サイドバックの位置すべき場所」など、決して難易度は低くない内容で書かれています。
しかし、サッカー素人が世界のサッカーの「戦術」に触れることができる貴重な「戦術入門書」とも言える一冊です。

3.サッカーのゲームの見方が変わる一冊

サッカー素人の僕は、これまで「ボールを持っている選手」を中心にサッカーのゲームを観戦していました。

観戦する際のポイントは

□ドリブルで相手を抜くか、ドリブルしてきた相手を止めるか
□良いパスを出すか、相手のパスをカットできるか
□シュートが決まるか、シュートを防ぐか

ボールを持っている選手しか見ていないため、相手を置き去りにするような足の速さ、相手の間を通す決定的なパスを通す、ゴールキーパーの手が届かないようなシュート、といった「結果」に一喜一憂する観戦の仕方でした。

それが、本書を読んでからは「ボールを持っていない選手を含めた、ピッチ全体を俯瞰する」ような観戦方法に変わりました。

□相手のフォーメーションは何か、そのフォーメーションに対してどんなフォーメーションを取っているのか
□パスを出した後、次にもらった選手はどこにパスを出すか
□ボールを持っていない選手がどの様に動き出すのか

と言った「プロセス」に着目するような観戦の仕方です。

二手・三手先を予測しながら、ダイナミックに展開されるゲームの中で瞬時に答え合わせを楽しむ。
自分が立てた予測が外れたら、「なぜ」と自分自身に問いかけて新たな選択肢を考える。
さながら、将棋やチェスのような楽しみ方です。

相手を分析し、自チームの戦力を把握し、最適な配置をして、ゲームが始まれば変幻自在にポジションを変えていく。

名将たちが考え抜いた戦術と、ワールドクラスの選手の個人技が合わさってプレーに表れたときに、見ている人を興奮させることがサッカーの新たな魅力だと感じました。

戦術の奥深さ、そしてサッカーの奥深さ、新たな楽しみ方を与えてくれたこの一冊に感謝です。

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