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政治(金融・証券)講座ⅴ1292「株式市場は心理戦か」
裏の裏を読まず、業況・業績を先読せずに、株価を予想せずに流れに身を任せ、頭の体操をせずに、インサイダー取引をせずに、儲ける方法の本を見つけた。そこで、吾輩のブログの読者に参考にして、大いに儲かっていただければ嬉しい限りである。
巻末の参考文献の内容の目次を今回は紹介する。
皇紀2683年8月20日
さいたま市桜区
政治研究者 田村 司
株は、何を、いつ買えばいいのか
~勝ち続けるための銘柄選びと投資の基本スタイルのルール
ルール1 トレードにつく・・・予想は市場(他人)に任せる。
これが間違い・・・トレードより自分の分析と予想を信じる。人がまだ見つけていないお宝銘柄を探す
ルール2 トレードにつく
これが間違い・・・業績の上がった企業は必ず株価も上がる。マーケットより個別銘柄に注目する。
ルール3 新高値更新銘柄を買う
これが間違い…新高値を更新し続けている銘柄はそろそろ下落するから買わない。 新安値を更新し続けている銘柄はそろそろ上昇するから買う。
ルール4 出遅れ銘柄を狙う
「だまし」を回避する方法
ルール5 東証1部の自分が知っている株以外は買わない
ルール6 低位株を買う
ルール7 配当の出ている銘柄を買う
ルール10 株は「分割」して「指値」で買う
ルール11 ナンピンは3度まで
買い時売り時が分かるチャートの見方・・・
NY株式市場はヤバイのか…“世紀の空売り”で有名な投資家が相場下落に2330億円賭ける
日刊ゲンダイDIGITAL によるストーリー •2 時間
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NY市場の暴落は近いのか。桁違いの金額である。アメリカの有名投資家マイケル・バーリ氏が、米株式市場の「下落」に16億ドル(約2330億円)以上を賭けていることが分かった。米CNNが伝えている。
バーリ氏が率いるファンド「サイオン・アセット・マネジメント」は、S&P500に連動する運用を目指す投資信託の「プットオプション」(売る権利)を8億6600万ドル購入し、さらにナスダック100に連動する運用を目指す投資信託の「プットオプション」も7億3900万ドル購入しているという。ポートフォリオの9割以上を「相場下落」に賭けているそうだ。
バーリ氏は、2008年の米住宅市場崩壊を予測したことで知られる「世紀の空売り」の投資家。後に映画化もされた。やはりNY市場には危険信号がともっているのか。
関連するビデオ: テレ朝news
日経平均株価 一時500円超下落 長期金利上昇約9年ぶり
経済評論家の斎藤満氏はこう言う。
「NY市場では、春先にも大規模な“売り”が仕掛けられています。でも、あの時は、予想以上に市場が強くて株価は下がらず、売りに回っていたヘッジファンドは慌てて買い戻している。1回目は失敗したが、もう一度、“売り”が動き出したということでしょう。投資家は株価が上がっても下がっても、値動きが激しければ儲けるチャンスになる。再び“売り”が仕掛けられているのは、利上げの影響でしょう。米FRBは、年内にもう一度、利上げするとみられています。金利が上がれば、株価は下がるのがセオリーです」
この先、NY株は下がるのか、それとも春先のように“売り”をはね返すのか。
「FRBは1年以上、利上げを重ねています。ここまで利上げをつづければ、普通は景気が後退します。NY連銀の予測では、アメリカ経済は年内に景気が後退する可能性が高い。株価は、景気を先取りするので、秋口から下落してもおかしくありません。“カラ売り”が大規模になった場合、それだけで下げ要因となり、その下げにマーケットが狼狽して“狼狽売り”が起こり、さらに下落するという連鎖もあり得ます」(斎藤満氏)。2330億円という「売り」の行方は要注目だ。
不動産大手・中国恒大集団、アメリカで連邦破産法適用を申請
BBC News によるストーリー •
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中国の不動産大手・中国恒大集団(エバーグランデ)は17日、米ニューヨークの裁判所に連邦破産法15条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請した。中国では不動産危機が深刻化しており、世界第2位の経済大国への懸念が高まっている。
15条では、アメリカ以外の企業が米国内の資産を保護される。
BBCからのコメントの求めに対し、恒大集団は即座に応答しなかった。
恒大集団は2021年に債務不履行(デフォルト)に陥り、世界の金融市場に衝撃を与えた。
負債総額は推定3000億ドル超と、世界最大の負債を抱える不動産開発会社となった。昨年からは株式の売買が停止されている。
恒大集団は先月、過去2年間の純損失が計5819億元(約11兆2千億円)だったと発表していた。
関連するビデオ: テレ朝news
中国恒大集団がNYで破産申請 約48兆円の負債 米メディア
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同社ウェブサイトによると、不動産部門は280以上の都市で1300を超えるプロジェクトを展開している。
電気自動車メーカーを傘下に抱え、サッカークラブを所有するなど、不動産以外の事業も手掛けている。
資金繰りに苦しむ不動産大手
先週にはやはり中国の不動産大手、碧桂園(カントリー・ガーデン)が、今年上半期の最終損益が76億ドル(約1兆1000億円)の赤字になる可能性があると警告した。
中国不動産市場の大手企業の中には、開発事業を完了するための資金繰りに苦慮しているものもある。
「未完成のプロジェクトを完成させることが、この問題の鍵だ。そうすれば少なくとも資金の流れの一部は維持できるので」と、経済調査会社ムーディーズ・アナリティクスのスティーヴン・コクラン氏は述べた。
中国政府は9日、7月の消費者物価指数(CPI)が前年比マイナス0.3%と、2年5カ月ぶりに下落したと発表した。
また、同月の輸出額は前年同月比で14.5%、輸入額は12.4%、共にに減少した。
中国人民銀行(中央銀行)は景気浮揚策として、主要金利を市場予想に反して引き下げた。利下げはこの3カ月で2度目となる。
参考文献・参考資料
NY株式市場はヤバイのか…“世紀の空売り”で有名な投資家が相場下落に2330億円賭ける (msn.com)
不動産大手・中国恒大集団、アメリカで連邦破産法適用を申請 (msn.com)
トレーダーKUMA(くま)著 『すべらない株式投資』かんき出版 2007.9.3 第5刷発行
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