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手段の目的化をフレームワークで分析

「これ何のためにやってるんだっけ?」
「こうやってやるものだから覚えて!」
「これ時間かかるけど本当にこのやり方でやる必要あるのかな…」

こんな事しょっちゅうあると思います。
その作業って手段が目的化してるなぁ。
という事があったので手段を目的化させないためにフレームワークを使って分析してみました。
今回は自分自身が手段を目的化しないためというところに着目しました。
チームが…となるとまたさらに難しいことになると思いますが…

▼目次

1.手段が目的化している状態(As is)
 
2.ありたい姿(To be)
 
3.手段が目的化しない様にするには

1.手段が目的化している状態

まずはどの様な状態が手段が目的化している状態なのか考えました。

1.目的は知らないけど何となくやってる
2.目的はは知ってるけど仕方なくやってる
3.目的自体知らない

等々かと思います。

2.ありたい姿

手段と目的の関係性として、ありたい姿はどうなってるのかと考えると、【手段が適切に運用出来ている状態】と考えました。

3.手段が目的化しないようにするには


これは最初ロジックツリーを使って考えてみたのですが、

全て一連の行動の中でイエスとノーに分けられるのでプロセスチャートの方が適当だと思い、プロセスチャート風に書いてみました。


こう見ると個人単位での手段の目的化を防ぐのはそこまで複雑でなく、チームになるとかなり複雑な状態になると感じます。

余談ですが、このチャートをフレームワークとして捉えるにあたり【知覚動考】という言葉を知りました。

意味は知って覚えて動いてから考える。
→知る事、覚える事を経たら、考えているだけで行動しない状態に陥る前に、動いてから考えようとの意味。

らしいのですが、フレームワークとして知覚動考で分類して、課題確認のプロセスを分けるという意味ではチャート自体はMECEに近い形で作れたと思います。
それぞれの状態に対する課題解決はまた他の手法を使って掘り下げていけるとは思うのですが、まずは手段の目的化が起こらないようにするにはという現状分析でした。

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