見出し画像

【30代・旅行好きOL】仕事と両立しながら免許取得!〜“旅の自由”をゲットするまで〜

こんにちは!私は都内在住の30代フルタイム勤務OLですが、大好きな旅行をもっと快適に楽しみたいと思い、免許取得を決意しました。今回は、オンライン学科や武蔵境自動車教習所のユニークなサービスを活用して、約5か月で免許を取った体験記をシェアします。

1. 免許取得のキッカケ

私は旅行好きで、特にコロナ禍以降は国内旅行に目覚めました。東北地方に行くことが多いのですが、地方では公共交通機関の本数が少ないため、乗り遅れると寒いバス停で数十分も待たなければなりません。また、ニッチな観光地にはバスが通っていないこともあり、徒歩で60分かかるルートを移動することもありました。

そこで「車があればもっと快適に旅ができるのでは?」と思ったのが、免許取得を決めた最大の理由です。


2. 教習所選びのポイント

2-1. 合宿免許はパス

週5日、フルタイムで働いているため、長期休みが必要な合宿免許は諦めました。

2-2. 指定教習所を選ぶメリット

次に「指定自動車教習所」と「届出自動車教習所」のどちらに通うかを考えました。

  • 指定教習所の利点: 慣れ親しんだコースや教官(インストラクター)の立ち合いのもとで試験を受けられるため、心理的負担が軽くなりやすいこと。また、自分でカリキュラムを決める手間がなく、飽き性の私でも挫折しにくいと感じました。

2-3. 「武蔵境自動車教習所」を選んだ理由

最終的には「武蔵境自動車教習所」に決めました。理由は中央線で乗り換えなし、駅から徒歩10分以内という交通アクセスの良さです。また、口コミに「教官が怖い」と唯一書いてなかったのも決め手の一つです。


3. 入所からわかった費用・プランの仕組み

3-1. 年齢による料金の違いにびっくり!

初回相談で衝撃的だったのは、年齢が上がるほど料金が高くなるという事実です。私の場合は最終的に339,950円(当時の価格)かかりました。

3-2. プランの選び方

私は「仮免まで」「卒業まで」と、2つの段階でまとめて予約を入れられるプランを選択。

  • 安いプラン: 小刻みに予約を取らなければならない。

  • 高いプラン: 卒業まで一括予約ができ、先のスケジュールをまとめて抑えられる。

さらに「安心オプション」(約25,000円)をつけると、技能講習の補習などが無料になる仕組みでした。教習所によっては高級車での教習プランもあるそうですが、私は特にこだわらなかったので通常プランにしました。


4. 入所式・適性検査・先行学科

入所式では卒業までのカリキュラムや流れを説明してもらい、適性検査は「運転する際の性格傾向」を測るテストを受けました。結果、「慎重すぎるところがあるから、判断を遅らせないように」とのこと。ひとまず、周り見えてないとか、危険運転の可能性が高いわけではなく一安心。


5. 教習の流れ:仮免と本免

5-1. 第一段階(学科・技能)

  • 学科教習:10コマ

  • 技能教習:12コマ(教習所内)

  • 仮免前効果測定(筆記テスト)をクリアしたら、修了検定(実技)を受け、合格すると仮免許を取得できます。

5-2. 第二段階(学科・路上)

  • 学科教習:2コマ

  • 技能教習:19コマ(路上運転)

  • 路上での練習を終えたら卒業検定を受け、教習所を卒業。最後は運転免許試験場で本試験(学科)に合格すると免許交付となります。

卒業するときにもらえるお守り。あらいぐまのピック

6. オンライン学科教習の活用

コロナ禍を経て、武蔵境自動車教習所は都内初のオンライン学科教習に対応していました。

  • カメラでモニタリングされるため、飲食や居眠りがバレると再受講になるルールあり。

  • 通学の手間が省ける分、仕事との両立がしやすく、私は2022年12月3日に入所して、2023年4月27日に免許を取得できました。


7. 学科と技能の勉強法

7-1. 学科は模擬テストを繰り返し

冬場は受験を終えた学生が増える時期で技能教習が取りづらかったので、その分、土日にオンラインで学科を集中して受講しました。武蔵境自動車教習所では、仮免前効果測定や学科試験対策として過去問を基に作成された、模擬テストを実施。間違えた問題を手書きでノートにまとめ、先生に提出するという「学生っぽい」システムでしたが、そのおかげで筆記試験は全て一発合格できたと感じています。

7-2. 初めての技能教習で笑った話

初めてアクセルを踏んだとき、車がまっすぐ進まずインストラクターに「どこ行くの〜」と声をかけられ、思わず笑ってしまいました。武蔵境自動車教習所では、口コミでよく見かける“怖い教官”は一人もおらず、どちらかというと導いてくれる教え方が印象的でした。受付の方も含め、全体的に親切。1960年の設立から、今でもずっと続いてる教習所なだけあると感じました。

7-3. 高速教習で得た自信

第二段階では高速道路に乗り、時速80キロ以上の世界を体験。最初は恐怖と興奮でドキドキでしたが、インストラクターが同乗しているおかげで不安はそんなになかったです。おかげで、免許取得した今では「高速道路の方が歩行者もいないし意外と走りやすい」と感じています。経験が自信につながる大きなポイントでした。


8. 充実した設備・卒業後のサポート

8-1. ネイルと酸素カプセル・保育園が無料!

教習の合間にジェルネイル酸素カプセルを無料で体験できるのは驚きでした。たぶん3回くらいは受けました。ネイルは通常6,000円ほどかかりますし、酸素カプセルで仮眠すると頭がスッキリして、次の教習も快適に受けられました。子育て中の方にうれしい、無料保育サービスもあります。

左下に写ってるのはネイルの後に受ける教習に持っていく書類w
無料とは思えない出来栄え。地元のネイルサロンと契約して出張してもらってるらしい

8-2. 卒業後の安心サポート

免許取得後、運転する機会が少ないと一気に不安になりますが、武蔵境自動車教習所では2時限まで無料で補習を受けられたり、「安全運転講習会」でインストラクターに乗ってもらい、運転をチェックしてもらうこともできます。私は夫と参加し、自分の運転を客観的に見てもらえて良かったです。


9. 仕事と免許取得から学んだこと

教習所のカリキュラムは、第一段階で「基礎となる知識と技術」を学び、第二段階で「判断力」を養う構成です。もし最初から路上を運転していたら、確認不足で事故になるかもしれない。
これを仕事に置き換えて考えると、「基礎を学ばせずにいきなり実践させる」ような指導は、大きな事故やミスにつながる可能性が高いと改めて感じました。OJTと称して急に新人を放牧する職場環境ってありますよね。

また、インストラクターの教え方も参考になりました。やり方をもう一度教えるだけでなく、「勘違いの原因を探して改善策を提案」してくれるスタイルはとても勉強になりました。見習いたい!


10. 現在のドライブライフ

2023年4月に免許を取得してから、5~6月はタイムズカーシェアで練習し、7月には新型シエンタが納車されました。初めてのロングドライブは東京から岩手県遠野まで。さらに今年のGWには八戸まで車で行き、そこからフェリーで北海道へ渡るというダイナミックな旅を計画中です。

「車離れ」と言われる昨今ですが、私は当初の目的通り、旅行をもっと楽しむために車を活用しています。これからも安全運転で、旅を充実させたいと思います。

夫婦で交代に運転できるようになったことで遠くまで行けるようになった。

まとめ

30代でフルタイムの仕事をしながらでも、免許取得は十分に可能です。オンライン学科やスケジュールをまとめて予約できるプランなど、忙しい社会人にとって便利なシステムも増えています。
私は旅行を楽しむためというシンプルな動機でしたが、実際に車に乗れるようになって行動範囲が広がり、毎日の生活や休日が格段に充実しました。中には、育児や介護のために免許取得する人も増えているようです。
もし免許取得を迷っている方がいるなら、年齢や忙しさを理由に諦めず、一度教習所のプランをチェックしてみることをおすすめします。


いいなと思ったら応援しよう!