Google Cloud認定Professional DevOpsを取得した
昨年末に、Google Cloud認定プロフェッショナルCloud DevOpsエンジニアを取得しました。認定証はこちら。そのほかの取得資格は、とりあえずLinkedin参照で。
Google Cloud認定プロフェッショナルクラウドDevOpsエンジニア
正式名称で言えばこう。もっと言えば英語表記が正式なんだろうけど。
Google Cloudでは独自の認定資格、いわゆるベンダー資格を運営してて、「基礎的な認定資格」「アソシエイト認定資格」「プロフェッショナル認定資格」の三段階が設けられています。本資格はこのうち、プロフェッショナル認定の一つ。3年程度の業界経験と1年程度のGoogle Cloudでの実務経験を想定したレベルですが、受験資格などはなく、誰でも受けられます。
試験は50〜60問の選択式で2時間。申込サイトから自宅または試験センターでの受験を申し込みます。空き枠があれば申込み当日でも受験できますが、空き枠がない日は受験できないので、受験時期を決めてるなら早めに申し込むのがおすすめ。申込後に都合が悪くなっても、受験日時の72時間前までなら変更やキャンセル可能です。受験料は$200と、ちょっと思い切り(または会社などの補助)が要るかも。
試験範囲
試験範囲の詳細を知るには試験ガイドをご参照。受験してみてのすごく大雑把な感覚で言えば、以下が問われた感じでした。
Google CloudでのCI/CDパイプラインの構築、システムのモニタリング、トラブルシューティング
出題の雰囲気を知るには模擬試験を。回答が完了すると、最終ページで核問題の成否と解説(フィードバック)が表示されます。
受験しての感想と受験準備
去年と変わらず、仕事はAWSしかしてなくて実務経験不足なのに事前の準備不足で恥ずかしいのだけど、水曜日に受験するために直前の土曜日に以下の教材を1.5倍速で試聴しました。
ざっくりスッキリなので、ディープにガッチリわかるわけじゃないけど、出題範囲をより具体的にイメージし、どのあたりの知識が足りないか掴むのに役立ちました。
1点目、特にモニタリングとトラブルシューティングはGoogle Cloud認定プロフェッショナルクラウドアーキテクトでも頻出だったし、クラウドアソシエイトでも出題された気が。スタックドライバーとか出てくるあたりを少しだけ復習(なにせ時間がないので)。
2点目、3点目は、Googleが推奨する開発・運用手法に特化してる感じがこの資格ならではの(そしてGoogleらしいと感じる)ところ。広く浅く実践なしで開発方法論も運用方法論も聞きかじってるので、言ってることはわかるけど、トランクベース開発とSREを狭く深く問われるこの試験にはちょっと足りないと思いました。残り時間は、この辺の学習に。
たぶん僕のような「広く浅く聞きかじり」してる人には、知識の肉付けができて学習が結構楽しめるのでは。実を言えばもう一つ模試教材を買ったけど手をつけられなかったし、もっと勉強してたかったなあ。上記教材内の模試では当落線上、本番ではなんとか合格しました。
終わりに
年末は他にCompTIAクラウド系資格も取ったので、その感想も近日中に。年度内(つまり3月まで)にAWSのDevOps資格も受験する(取得するとは言ってない)と宣言してるし、去年と同じ結びになるけどそんな感じで、変化の激しいITの世界で学ぶことも学んだことを確認する資格試験も尽きなくて、受験の日々に果てもなく、犬は吠えるがキャラバンは進む。