- 運営しているクリエイター
#AWS
「3つの“ChatGPT”」問題が解消してた
最近のChatGPTの話題でどうしても気になっていたのが、以下の三つの意味で「ChatGPT」という言葉が使われていて、誤解を生じかねなかったこと。
人工知能モデルとして、「ChatGPT」が使用しているモデル
ChatGPTが使用しているモデルをツール(アプリケーション)に組込むために使う、「ChatGPT」API
ChatGPT APIの利用サンプルでもある「ChatGPT」ツール
O
クラウドのコアコンセプトと偽物のクラウド
SalesforceのCRM、GoogleのGMailとGoogle Map、AWSのS3とEC2といった当時広まりつつある何か新しい潮流について、エリック・シュミット氏が「クラウドコンピューティング」と呼んだのが2006年、NISTと呼ばれる米国立標準技術研究所が「The NIST Definition of Cloud Computing(NISTによるクラウドコンピューティングの定義)」を公
もっとみるDevBizOpsとCPU増強の費用対効果
今週初めに問合せ対応で「CPUリソース増強の費用対効果」を相談された。その時考えたことが、一昨日のAWS Innovate Modern Appication Editionのオープニングセッションで話されていた「DevOpsの共通言語づくり」「メトリクスをBizも関与して決めていく」ということと同じというか、表裏の関係だと気づいた。そんなDev・Ops・Bizで決める監視項目の話を書き留めておき
もっとみるすべてのAWSリージョンは3AZ以上に
3月にはAWSは大阪リージョンを正式リージョン化し、現在も6リージョンを準備中です。これは「地域」の追加ですが、それより小さいエリアを指す「アベイラビリティゾーン(Availability Zone:AZ)」追加の発表も、今月初めにありました。北京リージョンに、3つ目のAZが追加されたという発表です。
個人的には、リージョン追加の発表より北京リージョンへの3つ目のAZ追加の発表の方に、「ついに」
AWS大阪リージョン ファーストインプレッション
今週、AWS大阪リージョンが正式に開設されました。これまでのローカルリージョンの期間は選ばれた人(申請制製で審査あり)しか使えなかったので、なんなら「ついにGA(一般公開)」と言ってもいい気がします。目についた範囲での情報と軽く触ってみた感想をまとめておきます。……みたいなのは最近はファーストインプレッションじゃなく「使ってみた」「やってみた」とかいうのかな。まあどちらでもいいですね。
AWS大
金融庁・日銀が期待する勘定系のクラウドシフト
先週、Fin-JAWS第16回「re:Invent 2020~ラスベガス現地じゃないスペシャル~」を視聴しました。その中でもAWSJの高野さんによる「金融業界の規制動向と最新トレンド」は、AWSを使わない人、IT系でない人にも知ってほしい内容だと思えたので、ノートにまとめておきます。
Fin-JAWS第16回「re:Invent 2020~ラスベガス現地じゃないスペシャル~」
Fin-JAWS第
シャープの「マスク購入希望者殺到でIoT家電にも影響」はAWS Shieldか
先日、一般販売が開始されたシャープのマスクは、同社ECサイトのダウン、さらにアカウント管理を共有していた同社IoT家電の不調にもつながりました。当初は過負荷に耐えられなかったのだろうと思っていましたが、徐々に情報が出てくるにつれ、AWS Shield StandardによるDDoS誤検知だった可能性がないのか気になり始めました。シャープの件が該否どちらであったとしても、「AWS Shield St
もっとみるAmazon Transcribeの実際:残念でもあるけど未来でもある
Amazon Transcribeが日本語を含む7か国語に追加対応したよ、という英文発表が出たのが11月21日。1週間ほどたって、各所にニュース記事も出てるし使ってみたレポートも出てる。べた褒めしてるレポートもあるけど、実際のところ、そのままテープ起こしに使えるとかいった精度ではない。でもこれはエンジンとAPIであって、ここからこれを組込んだどんなアプリが出てくるかではないかな、というのが僕の現時
もっとみる