いろはうた②

化学の講義中にこんにちは。2作目です。

いちどきりのかなをつむぐ
けしてあふれぬやう
おゐたはもひろゑ
ゆめみるこえよわまらず
ほねさへそにせん

一度きりの仮名を紡ぐ
決して溢れぬよう
老いた葉も拾え
夢見る声弱まらず
骨さえ粗にせん

(解説)
今回は「いろはうた」そのものをテーマに作ってみました。すべての仮名を1回ずつ、しかしどの仮名も重複してはならないという原則に強く惹かれたからでしょうか。文字との一期一会感があっていいですよね。
「老いた葉」は「普段はあまり使われない仮名」くらいのイメージです。「言の葉」という日本語が好きなのでそこから落ち葉を連想して...…みたいな。
「夢見る声~~」のところは全部の仮名を使ってあげたいという衝動を。ちょっと強引だったかなあ……。
「骨さえ粗にせん」は2,3行目と同じニュアンスのつもりで書いたんですが、「~しない」の意味で使う「~せん」って方言なんですね。これは知らなんだ。


少しづつですが上手くなってる気がします。テスト勉強の合間にでもやろうかな。

(そういえばこのいろはうた作りには"いろはたん"(http://www.magadha.net/horyu/irohatan/)というサイトを使わせてもらってます。超便利。)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?