人生初・書評ブログ
こんばんは、また時間が空いてしまいました。
今日は、人生初の書評ブログに挑戦しようと思います。
本のタイトルは、ドリルを売るなら、穴を売れです。
あるマーケターの方からおすすめされて、読んでみました。
以下、書評になります。
「万人受けするものは誰にもとっても価値ではない」これがこの本を読んで、一番刺さった言葉です。本書ではマーケティングの理論を紹介しながら小説ベースにイタリアンレストランの経営再建の様子を描いています。多くの物や情報が身の回りに溢れ、簡単に手に入るので、〜な人に届けたい、が明確であればあるほど、伝えたい価値や思いは刺さるものになります。また、価格や流通チャネルを含む、一貫性がその実現には必要です。
振り返って考えてみてください。通勤の朝、何気なくコンビニでパンやコーヒーを買う理由、休日にチケットを用意して家族でUSJにいく理由は何でしょうか。
買い手側としての身の回りの何気ない購買行動の理由を言語化し、裏側の売り手側の戦略を浮き彫りにすることで、今自分が得ている価値、今後与えたい価値を明確にすることができます。例えば、本書では吉野家やTDRなどが参考にされています。
マーケティングからは逃れらない現代だからこそ、また個人発信を世界中にできる現代だからこそ、読む価値のある一冊です。
ちょっと文言固くなってしまいましたが、興味あれば、ぜひ手にとって
見てください。
おしまい。