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花柄の刺繍が全部同じに見えてしまう・・・これを見れば180度変わります

皆さんこんにちはカワシマです。

早速ですが、花柄の刺繍を想像してみましょう。皆さんはどういったものを思い浮かべますか?
花柄の刺繍は「刺繍の王道」みたいなところがあると思うんですけど、よーく考えてみると自分でイメージできる、思い出せる花柄ってあんまり多くはないんですね。(偏見)
正直、花柄っていうくくりだけで全部同じに見えてしまう人もいるんではなかろうかと。

ということで今回は「刺繍の王道 花柄刺繍」のバリエーションをご覧いただこうと思います。
多すぎてもまた記憶に残らないので、9つくらい!さくっとね!ひと手間加えた凝ったものではなく、直刺繍のみのシンプルなものを見ていきます。

メンズに花柄ってあまり無いかな・・・しいて言えば桜とか?圧倒的にレディースのほうが多いので今回は女性必見ということで。
ではさっそくいってみよう!

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まず初めは「ザ・花柄」って感じのこちらのバラ。
刺繍はグラデーションを表現するには限界がある加工なんですけど、こんな感じで3色くらい使えば花びらの表現は十分可能です。茎の部分、このステッチは無くても良いんですけどバラなのでトゲついてるイメージありますよね。このステッチがあるだけで全然違います。あとはバラの花びらのクルッとなってる部分、ここはサテン振りの輪郭を使うことで丸みを帯びさせることができます。

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お次はガラッと雰囲気変わってコミカルなお花。
何の花かと聞かれたらお答えすることはできませんのでご了承ください。笑
歩きのステッチのみで表現されています。糸の色は部分ごとに2色使っています。
先程の花はゴリゴリの花柄でどちらかというと成人女性寄りのイメージでしたけど、こちらの雰囲気であれば子供服にも使えそうですよね。
こちらはちょっと歪な線で表現された花ですけど、これを綺麗な線にすると・・・

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はい、こんな感じになります。
子供でも大人でも使えそうなシンプルな花ですね。必要な部分だけを刺繍したっていう感じ。これは1色しか使っていないですけど、この線を2色や3色にすることももちろんできます。
この花は皆さん分かりますね、バラです。・・・が!これ気を付けないと、緑色で刺繍したらキャベツかレタスに見えr・・

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お次は絵画チックなお花の登場です。
使っている色は8色です。これ、サテン振りをしているところはおしべだかめしべだかそこだけです。あとは全部タタミないしステッチで表現しています。サテン振りは膨らみが出る打ち方なので、こうすることで膨らみを抑えているからこそ絵画のようなシルエットになるんですねー。

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お次はアップリケを使った花です。花びらの部分を昇華転写したアップリケにしています。ワッペンでも良いんですけど、これだけで全然他の刺繍と差別化できますね。
ポイントは、プリントだけで終わらせるんじゃなくてその上から刺繍を入れているところ。アップリケに使用する生地がポリエステルなら昇華転写、綿ならインクジェットといった感じで選ぶこともできます。

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お次は一気にキッズ寄りになったチューリップ。小難しい技法や打ち方なんて必要無いと言わんばかりのたたずまい。分かりやすいデザイン、太めのサテン振りのみで構成されたこのチューリップは他を寄せ付けないオーラがありますね。

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こちらは花というよりも葉っぱになるかな。密度を粗くして、さらにジグザグの大きさというか間隔もばらつきを出しています。葉っぱの種類によっては、綺麗なサテン府振りでびっしり埋めるのではなく、このようにランダムな打ち方をしたほうが映えることもあるかもしれません。

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最初にお見せしたバラと打ち方は同じです。こちらもタタミを使わずサテン振りとステッチのみで構成されています。なぜ最初のバラと打ち方は同じなのにこうまで違って見えるのか。
理由は2つです。
1つは糸の種類が違うこと。最初の方は光沢のあるレーヨン糸でしたが、こちらは光沢の無いS-55を使ってます。
2つ目の理由はグラデーションを表現していないことです。これによってベタ絵のようなデザイン寄りになるので、打ち方は同じでも全く違うものに見えるというわけなんです。

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最後はこちらのお花。
花の形自体は全て同じなんですけど、打ち方が全く違います。一番イメージしやすいのは黄色い輪郭のチューリップかと思うんですけど、赤い方の打ち方でもしっかりチューリップ感が出ています。中央の部分も違いがあるので同じ柄が続いても飽きがこないですね。

いかがでしたでしょうか?
ひとえに花柄と言ってもバリエーションはとても豊富だということが分かっていただけたかと思います。今回ご紹介した花柄はごく一部で、他にもたくさんの手法が存在します。
気になった方はHPからお問合せ下さいね!

ではまたー!

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