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タスキ渡し

AM5時半から走り始め懐かしい道を行く。

夜みんなが寝静まった時間帯の、
全てが終わりました の静けさも好きだけど、
これから始まりますよ の凛とした静けさも好き。

車で移動することが当たり前の年齢になり、
移動は便利になった。

だけど、わざわざ足を止めないと見つけられないものもたくさん増えた。
それは、無くても良いものでは決してないと思う。

今の自分には関係ないように思えるところにも生活があり命があり歴史がある。
自分というものは、そういうものに支えられて生きている。

懐かしいものに触れること。

あるべきところにそれがあるという感覚はすごく有り難くて。

でも、自分自身は変わり続けていきたいと、
変わり続けていくんだと思っている。

昨日の自分ではいられないし、
内側は常に変化している。

定点観測をして、それを確かめているのかもしれない。

母校や実家に子どもと一緒に行く。

それは、次の世代へのタスキ渡し。

今、確実に自分たちの代が社会をつくる時期になってきている。

上の世代から受け継いだものを、よりよく。

自分たちで終わらせるのではなく、
永続させていくための 大事な大事な転換期。

大震災があった、コロナがあった、今後も災害をはじめ苦しいことが起きるだろう。

だからこそ。

揺るがずにあるべき、けれども、しなやかに変化できる社会を創造していきたい。

現状維持は衰退のシルシ。

変化どんとこい。

子どもたちに笑顔を伝えたい。
大事なものを残したい。

そのためには変化だってする。

動き続ける。

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