希望
実家で新聞を読んでいたら、良い記事だなと思ったのでシェアします。
福島民報 4月19日付
日曜討論 西内みなみ氏(桜の聖母短期大学学長) より一部抜粋
フランスの経済学者で思想家のジャック・アタリ氏は「協力は競争よりも価値があり、人類は一つであることを理解すべきだ。利他主義という理想への転換こそが人類サバイバルのカギである。利他主義は合理的主義にほかならない。利他的であることはひいては自分の利益となる。また、他の国々が感染していないことも自国の利益になる。世界の国々が栄えていれば、市場が拡大し、長期的にみると国益につながる。」とみている。
アタリ氏は「私たち全員が次世代の利益を大切にする必要がある」ことを強調し、誰もが消費者として、労働者として、地球市民として次世代の利益となる行動をとることができれば、パンデミックという深刻な危機に直面した今こそ、それが希望になると語った。
私たちも、この挑戦を受けて、次世代の利益となる行動をとろう。
読んでどう感じるか。
それは、それぞれでしょう。
でも、私も含めて、きっと多くの人が、目の前のことばかり、自分のことばかりを意識してきたんでしょう。
自分がよければ。
自分の代さえよければ。
うちのチームが勝ちさえすれば。
うちの会社だけ儲かっていれば。
自国さえよければ。
そんな時代は終わりです。
あなたの行動を見ている人がいます。
あなたの買い物が5年後の世界を変えます。
親のやっていることを子どもが真似します。
自分のした行為が、意識するしないに関わらず、誰かに影響を及ぼします。
その一言が未来に繋がります。
こんな時だからこそ、優しくなりたい。
自分にとっても、家族にとっても、周りの人にとっても。
きっと見ることのない100年後の子孫のためにも。
あなたの蒔いた種が育ち、100年後に花を咲かせました。
さあ、100年後の子どもたちはどんな顔をして、その花を見ていますか?
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