【Word】書式設定を習得しよう!
大学のレポート作成や計画書の作成に欠かせないWord、
今までiPadでは使えていたという人も、パソコンになったら途端にわからない!なんてこともあるかもしれません。
この記事では、レイアウトや文字効果、段落、行間の設定など、数多くのWordの書式設定を紹介していきます。「それっぽい」文書を作れるようになるかも?
0.画面構成
noteで文章で説明するために大まかな画面構成を載せます。
ちなみにですが、それぞれの部分の設定はホーム画面の左下の「その他」「オプション」で変更できます。
1.書類作成
Wordのファイルを開いて、左側の「新規」から「白紙の文書」を開くことができます。
2.レイアウト
Wordで文書を開いたのち、上のリボンの「レイアウト」タブから各種書類設定を変更できます。
文字列の方向
縦書きか横書きか、文字の向きの変更もできます。余白
書類の余白(書類の四隅に┘└とか┐┌とかが表示されている部分です)を変更できます。「標準」「やや狭い」「狭い」「広い」「見開きページ」「ユーザー設定の余白」を選択できます。印刷の向き
縦に印刷するか横に印刷するかを変更できます。サイズ
用紙サイズを変更できます。大学ならA4がメインですかね、生徒会活動とかならB4の書類(横長の大きめの書類)を作成することもあると思いますが、B5用紙を2ページで作成することの方が多いと思います。段組み
文章のレイアウトを変更できます。抄録や論文の作成をするときに使用します。言葉で伝えるのは難しいので下の画像をご覧ください。
区切り
例えば、入力している内容のテーマが変わって、入力欄を次のページにしたい時、改行を大量に入れる必要がなくなります。行番号
文章に行番号を追加できます。教科書みたいですね。ハイフネーション
日本語の文章では使うことはないですが、例えば「Pneumonoultramicroscopicsilicovolcanoconiosis(超微視的珪質火山塵肺疾患)」っていう単語を入力したとき、途中で改行が入ったら「Pneu-monoultramicroscopicsilicovolcanoconiosis」みたいに「-」を入力して改行できるようにする、というものです。
Pneumonoultramicroscopicsilicovolcanoconiosisというのは火山系の小さい物質を引き起こされる病気のことを恣意的に造語された単語、らしいです。原稿用紙設定
原稿用紙用の枠(20x20など)を表示させる機能です。練習用の原稿用紙などをわざわざ買う必要がなくなりますね。
「インデント」や「間隔」、「位置」や「文字列の折り返し」などの設定は以降で紹介します。
4.フォント
4-① フォントの設定
画面左上「ホーム」タブからフォントの設定を変更できます。
上段左側から、フォント、フォントサイズ、文字種(大文字小文字など)の変換、書式のクリア、ルビ(ふりがななど)、囲み線、
下段左側から、太字、斜体、下線各種、取り消し線、下付き文字、上付き文字、文字効果、蛍光ペン、文字色、網掛け、囲い文字
となっています。
4-② フォントの種類
よく使うフォントの紹介を下に載せておきます。文書・レポートの作成をするときはこれらのフォントを組み合わせて作成します。
4-③ フォントサイズ
フォントサイズについてですが、基本的にタイトルなどは12pt、本文は10.5ptにすることが多いです。
5.段落
「ホーム」タブの「段落」の部分から、文章のレイアウトを変更できます。
上段左側から、箇条書き各種、段落番号、アウトライン、インデントを減らす、インデントを増やす、拡張書式各種、並べ替え、編集記号の表示/非表示、
下段左側から、左揃え、中央揃え、右揃え、両端揃え、均等割り付け、行と段落の間隔、塗りつぶし、枠線
となっています。
5-① 文字配置
段落の文字配置にはいくつかの種類がありますが、基本的には「両端揃え」「左揃え」「中央揃え」を使うことになると思います。
それぞれの文字配置のイメージは以下のようになります。
5-② 字下げ・インデント
字下げとは、例えばレポートや論文を作成するときに、段落の最初に一文字空白を入れる形式のことです。
Wordの場合、段落を入力した後に文章の最初に空白を入力したら、自動的に「字下げ」機能が適用されるようになっていますが、その適用の仕方を下の画像で紹介します。
インデントは、例えば本文より1つ階層を下げたい文章がある場合、
←このように段落を一つ下げて入力する形式のことを指します。
5-③ リスト
箇条書きリストは
←これのことで、
番号付きリストは
←これのことを指します。
箇条書きリストは下の画像の部分から追加できます。
また「新しい行頭文字の定義」からデフォルトの記号に加えて任意の記号を行頭文字に指定できます。
段落番号は下の画像の部分から追加できます。
また「新しい番号書式の定義」からデフォルトの番号書式に加えて、半角/全角、任意の文字列の間に番号を追加(「第○回」など)、などの任意の段落番号を作成できます。
5-④ リストの各種調整
リストを設定した後文章を入力していくと番号が正しく表示されなかったり、番号の後が気になったりすることがあります。その場合は右クリックでいろいろな調整ができます。
番号の後の空白が気になる場合は・・・
上の画像の「リストのインデントの調整」から各種調整ができます。
「番号に続く空白の扱い」から、空白の多い順に「タブ文字」>「空白」>「なし」を選択できます。
番号が間違って表示される場合は・・・
右クリックして「自動的に番号を振る」を選択することで番号を自動的に降りなおしてくれる場合があります。それでもできない場合は、「番号の設定」から手動で設定し直すことができます。
5-⑤ 行間
細かい内容は下の画像をご覧ください。
9.文字効果
ここではたまに使う文字効果を紹介します。
文字幅の拡大/縮小は、例えば参考文献のリンクを短めに表示する時に使ったりします。
下の画像を見てもらったら、わかりづらいかもしれないですが、文字が詰められて表示されているのがわかると思います。
文字の均等割り付けも、例えば表の中で長文を表示させたい場合、下の画像のように複数の文字を短い文字数として表示させるときに使ったりします。
10.まとめ
いかがでしょうか。基本的に使う機能を紹介するだけでもだいぶ長くなってしまいました…
そもそもnoteが表現の幅が限られるので……わかりづらいかと思いますが、このあたりが使えるようになれば見やすい文章が作れるようになると思います。
いずれ実践編としてレポート作成の仕方なども掲載しますので、そちらもぜひご覧ください。
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