台風時の傘の危険性
皆様、こんにちは。アンベル株式会社代表の辻野義宏です。
傘業界に足を踏み入れて早32年。これまで数えきれないほどの傘を世に送り出してきました。
多くの人が傘を愛用していると思いますが、実は台風の時こそレインコートの出番なんです!今回は、台風における傘の危険性とレインコートの優位性について解説していきます。
近年、地球温暖化の影響で、台風の勢力が強まる傾向があるという研究結果もあるようです。
台風時の傘の危険性
強風で傘が壊れる
台風の特徴である強風。傘は風に煽られやすく、骨が折れたり、ひっくり返ったりしてしまうことも。壊れた傘は思わぬ怪我に繋がる可能性も…
また傘そのものが、風で飛んでしまうこともあり、大変危険です。
視界が悪くなる
横殴りの雨で視界が悪くなる中、傘を差すとさらに視界が制限されます。周囲の状況が把握しづらくなり、危険な場所へ近づいてしまうことも。
また視界のよいビニール傘は「中綴じ」という生地と骨をつなぎとめる工程がないので、生地がめくれやすく、台風時の使用は不向きです。
周りの人に迷惑をかける
強風で傘が大きく揺れると、周りの人にぶつかったり、怪我をさせてしまう可能性があります。また、狭い道では傘が通行の妨げになることも。
レインコートのススメ!
では、なぜ台風時にはレインコートが良いのでしょうか?
両手が使える
レインコートを着れば両手が自由になり、荷物を持ったり、子供と手をつないだり、自転車のハンドルをしっかり握ることもできます。
視界が良好
傘と違い、視界を遮るものがありません。周囲の状況をしっかり確認できるので、安全に移動できます。
転倒のリスクを軽減
強風で体がふらついても、両手が使えるのでバランスを崩しにくく、転倒のリスクを軽減できます。
レインコートを選ぶポイント
防水性・透湿性: 台風は長時間にわたる場合があるので、しっかり防水してくれる素材を選びましょう。また、蒸れにくい透湿性も重要です。
耐久性: 強風にも耐えられる丈夫な素材を選びましょう。
サイズ感: 大きすぎると動きにくく、小さすぎると窮屈です。ちょうど良いサイズを選びましょう。
台風接近の際は、安全第一でレインコートを着用しましょう!
免責事項
このブログ記事は、一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の状況における安全を保証するものではありません。
台風時の行動は、気象状況や周囲の環境に合わせて、各自の判断で行ってください。
このブログ記事の内容によって生じた損害について、一切の責任を負いかねます。
最新の気象情報や避難情報を確認し、安全を最優先に行動してください。
安全に関する情報源
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