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ポキポキタイプ折りたたみ傘のメリット - 風に対し強く、携帯に便利

3段式折りたたみ傘には、大きく2種類あるのをご存知でしょうか?

ひとつは露先とハンドルが離れて配置されるタイプ。
もうひとつは、畳んだときに露先とハンドルが隣接するタイプ。

<露先とハンドルが離れているタイプ>
<露先とハンドルが隣接するタイプ>

前者は専門用語で日式ミニ、トップレス傘などと呼ばれており、骨の先端部分をポキポキと手動で折りたたむタイプです。
前者が一般的に普及しているタイプで、業界ではスーパーミニ、楽ミニなどと呼ばれており、開閉が簡単なタイプです。

<それぞれのメリット・デメリット>

開閉が面倒という理由からメジャーになりきれていない、日式ミニの魅力をお伝えしたいと思います。

*日式ミニのネーミング由来:伝え聞いたことではありますが、日本人が開発した構造の折りたたみ傘だからだそうです。

パーツが少なくスリムで軽い構造

<引き線というスレンレスワイヤーのパーツ>

スーパーミニタイプと比べ、骨パーツが少ない構造になっています。
なぜパーツが少ないかは専門的な内容になってしまうので詳しくは書きませんが、ざっくり言うと引き線というスレンレスワイヤーのパーツが不要なので、全体的に軽くスリムな構造となっています。

強風に負けない日式ミニ傘のすごい機能


<折れ曲がることで破損を回避>

強風にさらされたとき、一般的な傘は反り返った状態になり、場合によっては傘骨が折れたり曲がったりしてしまいます。

<一般的な傘が反り返った状態>

日式ミニは先骨部分が簡易な脱着式になっていて、折れ曲がることで破損を回避します。また折れ曲がっても手動で元に戻せます。
一般的な強風ならば、傘全体が破損することなく、風をかわす構造です。

便利な使い方ができる半閉じ

<骨を伸ばしたまま閉じる>

骨を伸ばしたまま閉じることができます。
シャフト全長に対し2割程度短くなり、コンパクトになります。
雨に濡れた状態で、とりあえずクルマに乗るなど、傘をしっかりとたたむ時間がないとき、一旦閉じて置きたい場合はとても便利です。

  • スーパーミニタイプは半閉じという状態になりません

たたむ時に手が濡れにくい

<濡れた生地面は構造的に触りにくくなる>

傘生地は外側になるよう折りたたむタイプです。
ですので、濡れた生地面は構造的に触りにくくなるので、手が濡れにくいメリットがあります。

  • 全く濡れないわけではありません

  • スーパーミニタイプは折りたたみ時、生地の表側が出るので、濡れた面を触らざると得ません

まとめ

日式ミニ傘の魅力を知っていただけたでしょうか?
構造的に軽くスリムで、風に対しても強く、手が濡れにくい利点があります。
そのため、携帯に便利で使い勝手がよい折りたたみ傘です。
デメリットとしては、傘を開く時・閉じる時に手動で先骨をポキポキと手動で操作する必要があります。
雨の日の傘選びの参考にしていただければ幸いです。

ポキポキタイプ折りたたみ傘


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