名探偵左京Season２＊第11話「目撃者は10万人」
■あらすじ
櫻木不動産を営む姉妹（猫背椿・池津祥子）が、「DADA」へやって来た。人気心霊動画ライバーのスケザネ（佐久間大介）が、姉妹の物件を借り事故物件と偽って紹介し、視聴者が殺到。近隣住民からクレームが多発しているという。退去勧告も無視し、居座り続けるスケザネを逮捕してくれと、姉妹は世田谷警部（橋本じゅん）に頼み込むが、警部はけんもほろろ…。
翌日、マスター（光石研）がスケザネの生配信を見ていると、「スケザネは明晩、呪い殺される」という血文字が壁に現れ、マスターは恐怖に慄く。マスターは左京にスケザネの身を守るよう依頼。櫻木姉妹は左京にスケザネ退去を依頼する。困り果てた左京だったが、姉妹とともにスケザネ宅を訪れ、翌日のライブ配信中止を勧め、身辺警護を申し出たが、スケザネは営業妨害するなと断固拒否。家から追い出されてしまったか、左京は血文字のトリックと、同居人の存在を突き止める。
そして、血文字の予告日当日に…。視聴者が10万人になるなか、スケザネは吐血し倒れる様子がライブ配信される。左京と櫻木姉妹は
、視聴者たちに取り囲まれたスケザネ宅へ駆けつける。そして、スケザネと女性（高田聖子）の遺体を発見する…。世田谷警部は、スケザネと女性の身元確認のため、区議会議員の父・雅治（菅原大吉）を呼び寄せる。雅治によると、女性はスケザネの母・道子だった。
スケザネの家に来たのは初めてだという雅治だったが、左京は彼の行動からそれが嘘だと見破る。そして、10万人が見ていた殺人ライブ配信映像の調査を始める。
生配信された殺人事件の謎に、左京と櫻木姉妹が挑む！
■ゲスト
スケザネ（祐真優）…佐久間大介
同居人の女（祐真道子）…高田聖子
祐真雅治…菅原大吉
櫻木姉妹…猫背椿・池津祥子
■妄想放送日
2023年12月16日（土）23時〜
※通算第29話
■事件の真相と解決のポイント
▼血文字のトリックは、、、
アルコールが乾いたら、ヨードの文字が浮かび上がるという古典的なトリック。
▼同居人の存在に気づいたきっかけは、、、
スケザネは左利きなのに、右利きのものが置いたと思われるマウスなどが部屋にあった。
▼真犯人はスケザネの父・雅治。
左京が雅治の嘘（スケザネの部屋に来たことがないという嘘）を見破ったのは、雅治が迷わずトイレの場所まで行ったため。
雅治は自身の名に傷がつくことを恐れ、妻・道子と息子・スケザネを殺害。
殺人ライブ動画は、スケザネと道子が事前に収録していたも映像だった。その計画を知った雅治は、時間差で効く毒薬を差し入れの中に入れ、二人を殺害。