名探偵左京Season3*第2話「彗星の殺意」
■見どころ
小関裕太がフレンチシェフ・北條えいと役で、Season2第8話「新星の殺意」以来、11ヶ月ぶりに登場。左京と共に大富豪・勅使河原瞳(毬谷友子)のホームパーティで事件に遭遇する。
■あらすじ
北條えいと(小関裕太)から誘いを受け、嵐の中、左京はふたりで千葉県木更津市に向かっていた。えいとの知人であり、セレブ専門の出張料理人をしている金子颯人(高橋文哉)が、顧客の別荘にてホームパーティを開くという。パーティの出席者の条件は、「面白い人」。えいとは、左京がその条件に当てはまると考え、誘った格好だ。
別荘の主は、美容サロンを経営し、莫大な資産を持つ勅使河原瞳(毬谷友子)。ホームパーティには、勅使河原のサロン事業に関わる経営者や、サロンの顧客が数多く出席していた。
ホームパーティと腹黒経営者が大嫌いな左京は小言を連発し、えいとは辟易している。メイン会場の部屋から逃れるため、ふたりは颯人がいるキッチンへ。キッチンではメイン料理を作る颯人と、勅使河原の秘書・桑原(赤ペン瀧川)が何やら話し込んでいた。左京等がキッチンに入ると、ふたりは話を止め、桑原は出ていった。残された颯人に左京たちは話しかけようとしたが、料理に忙しそうだったため、邸内を散策することに。すると、庭で今度は桑原と勅使河原がふたりで話し込んでおり、勅使河原は桑原に激昂していた。
「何か、嫌な予感がするホームパーティですねぇ」と左京は呟いた。
〜〜〜〜〜
勅使河原のスピーチでホームパーティは、本格的に幕を開けた。颯人の料理が運び込まれ、参加者はどよめく。
颯人は、今話題の料理人学校を卒業し、プロ料理人としてデビュー後、人脈を活かし、セレブ専門の出張料理人として人気を博す、業界に彗星のごとく現れた人物だ。左京は、颯人の料理を楽しみにしていたが、いかんせんメイン料理がマズいことに怒っていた。
そんななか、キッチンの方から悲鳴が聞こえた。左京が現場に駆けつけると、そこには秘書の桑原が腹部から血を流し絶命していた。嵐で別荘への道が遮断されており、県警は現場に来れない状況…。
そこで、捜査を独自に始める左京とえいとは、現場に光る小さな欠片を発見。そして、桑原のスーツにはデータカードが抜き取られた小型カメラが残っていた。さらに、小型カメラにはタオル生地の繊維が付着していた。
桑原は、颯人と勅使河原に何を話していたのか?
そして、気鋭のシェフ・颯人が作ったメイン料理がマズかったのか?
颯人のもう一つの顔が明らかになる!
■ゲスト
金子颯人…高橋文哉
新人シェフ。セレブ専門の出張料理人
勅使河原瞳…毬谷友子
木更津の大富豪。勅使河原十の母
桑原…赤ペン瀧川
勅使河原の秘書
北條えいと…小関裕太(★)
自由が丘のフレンチ「8」のシェフ
■妄想放送日
2024年10月12日(土)23時〜
※通算第49話
■事件の真相と顛末
▼颯人は勅使河原の情夫として、莫大な金を貰っていた。そのことを知った桑原が、颯人を脅迫し、金を要求していた。
▼桑原の小型カメラに付着していた繊維は、勅使河原のベッドルームの戸棚にあったバスタオルの繊維だった。桑原は勅使河原と颯人の逢瀬を盗撮し、ふたりをゆすっていた。
▼颯人はメイン料理に使用する冷凍タチウオを使って、桑原を殺害。桑原の腹部に残っていたのは、タチウオの鱗だった。殺害後、凶器のタチウオを料理に使ったため、味が劣化してしまった。
▼カメラのデータカードは、颯人が処分していた。左京は偽のデータカードを提示し、秘密の暴露に成功。
■北條えいと(小関裕太)登場作品
・Season1第8話「星屑の殺意」
・Season2第8話「新星の殺意」
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?