名探偵左京Season2*第9話「女神の声」
■あらすじ
ある日、「DADA」でラジオ番組の生中継が行われることになる。DADAマスターの生本番を見守るため、左京たち常連は店に集う。中継を担当するのは、新人DJの小塚杏奈。マスターは緊張しすぎて、とちりまくり…。燦燦たる生中継になってしまったことに心落ちするマスターと杏奈を左京らが慰める。
生放送終了後、番組プロデューサーの千原(緋田康人)はDJの経島かなで(紺野まひる)に来年春で番組を終了させることを告げる。かなでは、人気ラジオ番組「M-WAVE」を20年に渡り担当してきた曲を代表するDJだ。そして、千原とは半年前まで男女の関係だった。しかし、千原から突如別れを告げられ、番組も終了。
千原は、新人の杏奈を新番組のDJに起用することを決めていた。公私に渡る関係をかなでから杏奈に切り替えたのだった。かなでは千原を許すことができなかった。そして、殺害を計画する…。
反省会のあと、かなでは熱狂的なファンの浅野というリスナーのメールを探し、電話番号を控える。浅野はこれまでかなでに対して、度を越したファンメールを送っていた。その夜、かなでは浅野の携帯電話に公衆電話から電話をかけ、番組プロデューサーのせいで番組が窮地に立たされていることを告げ、「彼さえいなくなれば、番組が続けられる」とそれとなく殺害を要求する。翌朝、浅野は出勤中の千原を殺害する…。
捜査を担当する世田谷警部(橋本じゅん)と左京は、遺体発見場所付近の防犯カメラを調べたところ、黒ずくめの人物が千原を襲撃する映像を発見。早速、警部はその人物の足取りを追うことに。
左京は千原が担当している「M-WAVE」のスタッフやかなで、杏奈から事情を聴取。千原が番組終了と新番組に杏奈を起用することを知る。そして、かなでのひょんな一言から彼女が事件に絡んでいると推測し、捜査を進めていく。
左京はかなでの殺害依頼を立証できるのか?
今回は、左京が人気ラジオDJと対決する!
■ゲスト
経島かなで…紺野まひる
千原プロデューサー…緋田康人
■妄想放送日
2023年12月2日(土)23時〜
※通算第27話
■事件解決のポイント
▼浅野のことを、かなでが「番組にとっては女神のような存在」と評した。かなでが浅野を女性と知っていたことから、左京はかなでに疑いを持ち始める。
▼何よりもリスナーのことを考えていたかなでが、初めて自分本意に考えてしまい、ボロがでる。
→浅野が殺害依頼の音声を録音していた。
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