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名探偵左京Season2*第12話「最期のクリスマス」

■あらすじ
12月に入り、都内の孤児院に連続して匿名のプレゼント(現金)が届けられている。送り主の名は「早すぎるサンタ」。連日、メディアはこのニュースを放送し、「DADA」でもこの話題で持ちきりだ。

クリスマスまで数日のある朝、リバティ孤児院の院長宛に「早すぎるサンタ」を名乗る男から電話が入る。「施設の玄関先にプレゼントを置いたので、取りに行ってください」と男は話し、電話を切った。院長は指示通りに玄関先の箱を手に取った、その数秒後、箱は爆発し、院長は死亡してしまう…。

世田谷警部(橋本じゅん)は、「早すぎるサンタ」の捜索を開始する。これまでプレゼントが届けられた孤児院周辺の防犯カメラを解析したところ、元プログラマーの二浦純平(いとうせいこう)だと判明。孤児院出身で、若い頃からプログラマーとして名を馳せ、多くの財を成した人物だ。早速、彼を重要参考人として、身柄を拘束し、取り調べにかかる。

しかし、左京は二浦のプレゼントと今回の爆破したプレゼントには一貫性がないことに気づく。たとえば、予告電話の有無。そして、プレゼントの包装紙の包み方。これまでは右利きの人間だが、爆弾犯は左利きの人間が包んだと思われる。左京は世田谷警部を説得するが聞き入れられず、独自に捜査を進めることに…。改めて事件現場となったリバティ孤児院を訪ねる。

孤児院にはたくさんの花が届けられるだけでなく、院長に世話になったという多くの卒院者が彼を弔いに訪れている。左京は、そのなかから気になる男性を見つけ出した。彼の名は、業田朗(磯村勇斗)。彼が左利きで、目が充血しており、袖口に火薬粉が付着していることから、左京は彼が怪しいと考え、左京は、業田に接触を図る。

その頃、厳しい取り調べを受けていた二浦が、警察で倒れ、病院へ運ばれる。医師によると、余命幾ばくもないという。取り調べで二浦は、子どもたちのために「早すぎるサンタ」を名乗り、自身の財を寄付したと供述していた。それは、もう長く生きられないことがわかっていたためだと判明する。

最期のクリスマスを前に、世の子どもたちにプレゼントを贈っていた二浦。そして、その二浦を利用して、爆破事件を起こした業田。

左京は、業田の犯行を立証することができるのか?

■ゲスト
・業田朗…磯村勇斗
・二浦純平…いとうせいこう
・阿部祐二(本人役)

ゲストスター:磯村勇斗
けゲストスター:いとうせいこう


■妄想放送日
2023年12月23日(土)23時〜
※通算第30話

■事件の真相と解決のポイント
▼孤児院育ちの業田は、自身の不幸を院長のせいだと思い、逆恨みの末、「早すぎるサンタ」を利用して、犯行。

▼左京は二浦とともに業田に自供を薦めるが、なかなか応じない業田は「証拠を持ってきてください」と強気の対応。

▼左京は、業田を引っ掛ける作戦に。犯人しか知り得ないプレゼント爆弾の包装紙の色を指摘させ、秘密の暴露を試みる。

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