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バイオリン
弾かせてもらったことはあるけれどまったく弾けやしないバイオリン。
フレットもない。
ギター弾きからするとピチカートで弾きたくなる瞬間が多々。
先日、昼のラジオからとてもすごいバイオリンの音色が流れてきてソロ演奏なのになんて世界が見えるのだと1人感動していて、これをギターに置き換えて演奏できればまた表現の幅が広がるなと。
で、この手のバイオリニストのラジオ出演になると必ず話に出てくるのが使用しているバイオリンの機種とお値段。
◯億のストラディヴァリウス。
みたいな。
いちいち聞くなよとか思いながら(笑)
で、数年前にこんな本を読んだ為に、にわかな知識が頭にあってオジサンを前に少し熱弁してしまった自分。
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でもまだ読めてない。
たぶん、イングヴェイ・マルムスティーン→ニコロ・パガニーニと辿るからこの本を読んだと思うんですけど。
何百年も前に作られたものがまだ現存していてかつ未だに現役で使われてるというから神秘的で。
しかも、もう形としては完成しているという。
誰かが神からの啓示で作ったんじゃないかと思わせる神々しさというか。
弾けない者からしてもすごいものを感じてしまいますよね。
たまに日本音楽財団所有の楽器リストを覗きにいっては、感動している自分。
にわかな自分でもパガニーニカルテットは見てるだけで鳥肌が立ってくる。
ストラディヴァリ作のヴィオラとチェロは数が少ないらしく、さらにこの4本セットで揃ってるのってとても珍しいのだそう。
数十年後、数百年後、ギターもこのように歴史を重ねて語られていくのかななんて想像しながら。
今でもバーストのレスポールの値段はどんどん上がっていってるし、形としてちゃんと残ってかつ使えるならもっともっと上がるのかなとか。
古いアコギなんかもこれからどんどん価値がつけられて上がっていくのかなとか。(つけられてというところがね…)
いろんなことに想いを馳せながら。
高い=良い
安い=悪い
というものでもない気がするし、音には値段はない、なんて言いますし。
いろんな意見が飛び交う昨今。
磨くべきは己の感性と心。
というところでしょうかね。
最後ちょっと話が逸れましたが、とても素敵なバイオリンの演奏を聴いて感動しましたというお話。