何があるのかい?
会う人、会う人に、年末で退職したって話をすると
たいてい驚かれる。
私は、働くことが好きだったし
働いていることは当たり前だと思っていた。
家に居るようになってから
家に居ることも悪くないなと思うようにもなっていった。
もともと、家事は嫌いじゃないし
料理も好きだし。
家事全般、嫌いじゃない人なので。
ただ、その日によって家事へ向かうモチベーションは様々。
やる気のある日は、パンを作ってみたりお菓子を作ってみたりもするし。
やる気のない日は、キッチンにすら立ちたくない。
かなり差があるヤツなのだ。
わりと、面倒くさいヤツなの。だ。
久々に元同僚とお茶をともにしたときのこと。
だいたいは仕事の話になるのだけど、それぞれの立場での
思うことを吐き出してみたり。
自分の立ち位置や、こんな風に変わって欲しいって希望を声に出したり。
そんな中で、私が吐き出す言葉は
「それなりに、なんでもできるとは思っている。指導さえしてくれれば、他にも仕事を覚えることもできる。でも、今まで、仕事をやってきて、改めて履歴書なんか書く機会があると、自分には何も無いような気持ちになるし、例えば資格だとかそういう目に見える何かが無いってことが良くわかる。」
だいたい、こんな事を声にする。
目に見えるなにかがあるってのは、やはり、他者からの判断材料として有効。
そんな、現実を感じた32歳まで1ヶ月を切った私。
もう、家庭も子どもも持っているから、あとはなんだろうな。
やっぱり、仕事なのかな。
こんな私でも、どこかの誰かが興味を持ってくれたりするのだろうか?
誰かのアンテナに引っかかるんだろうか。
なんとなく、ふよふよとクラゲのように漂っている今日この頃。
やはり、あのハローワークで仕事を探す虚しさみたいなものは
どうにもこうにも慣れない。
はっと我に返ると、ハローワークの仕事検索画面の操作が俊敏になっている。こんなことに慣れたいわけじゃなのにな。。。
で、また最初にもどる。
私、なにがあるのかな?と。
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