愚痴
これを読んだら不快に思う人おるかもしれんねんけど、、、
書きますね。
最近ありがたいことに、みんなから「ライブほんまやばいっす!」「ライブがバケモン」とか言うてもらえる機会が増えまして。
ライブ見にきてくれる人も増えまして。
嬉しい限りなんですが、それと同時に「どうやったのよ」とか「覚醒したね〜」とか。
それは、ムカつきますよ〜ん
2023年の目標がありましてね、ツアーもあってその上で、動員も負けていい。CDも売れなくてもいい、Twitterとかのフォロワーも伸ばそうとしなくていい、とにかく「ライブで勝つ」を目標に過ごしてきました。
ライブで勝つための曲、ライブで勝つための歌、言葉。とはなんなのかを365日休まず考えてきた。そのまま年越してしまうわ。週休0鬼のブラック企業RAINCOVER。
やから負ける訳ないやろ!!
ライブバンドってどんなバンドやと思う?
ライブをたくさんしているバンド?
良いライブするバンド?
いーや違うな。
メロディックイベントに出る歌モノ
ハードコアのイベントに出るガールズバンド
歌モノのイベントに出るパンクバンド
↑これがライブバンドです。
ライブでホームもアウェイもあっちゅーまに自分のものにしてしまうバンドのことです。
だって絶対そんなんアウェイでやりにくいしお客さんも呼びにくいもん。
最初の頃はごちゃ混ぜのイベントに出て、あいつらよりかっちょいいライブしたい!!ってお客さん0人のライブで小競り合いしててん。
それがさ、「あのシーンは俺ら受け入れられやすい」とか「このイベントは〇〇とか好きそうなお客さん来るやろうから俺ら出た方がいい」とかさ。
シャバガキ!!!!
グラウンド10周!ラン!!
どんなシーンのお客さんの心も掴む。
どんなジャンルのお客さんの前でもその人の初めてのジャンルになってやる。
でしょうよ〜。
初期衝動ですよ。曲の認知度なんかどうでもええねんて。
今日はこの曲をここでやれば盛り上がるやろうな。
知ってる曲をセトリのここの位置に入れればフロアはこんな感じで盛り上がるだろうな。
そんなカスみたいな考え方はしたことありませぬ!!
俺はライブする時にフロアに俺がいると思ってやってる。俺が見てるなら、俺の思うかっこいいはフロアに伝染するはずや。
言葉、曲の繋ぎ、曲順。
全てにおいてフロアにいる俺が冷めないようにやっている。
だからフロアが新曲で盛り上がって当然。
だから知らない土地と全然違うシーンとまともに戦えて当然。
だってフロアにめちゃくちゃブチ上がってる「俺」がいるからな。みんなに見えてなくてもいい。
俺には見える。めちゃくちゃ素直にかっこいいかどうかだけを判断しにきている「俺」が。
フロアに「俺」がいる。
これがライブのかっこよさを極めるには。を追求した結果この一年で出した答えでした。
つらつら書いたんですけど本音です。
でも、建前でバンドの活動に色を加えることもあります。それはやっぱRAINCOVERが大きくなるために必要やと思うから。
本音を話す人、建前を話す人。
そこは不平等でいいんじゃないかな。
俺はそのたくさんの不平等の中で成り立つ平等があると思うので。
尖らなくていいし、ツンケンしなくていい。
捻くれてていい、拗らせてていい
曲がるな。