自分の願いと繋がる読書会。
今朝は、急遽「マドレ式対話の場づくり手引き」の読書会へ。
得意の早朝5:30。
▼マドレ式対話の場づくり手引きについて
”講師でも指導者でもない 対等性をもった市民どうしがつくる対話の場”
”本当に大切にしたいことに気づき、自分の足で次の一歩を踏み出すキッカケとなる対話の場”
NECワーキングマザーサロン10年間の知見をもとに、対話のプログラムやファシリテーション、場づくり、運営、チーム活動まで含め
「どうやってマドレ式対話の場をつくるか」という手法をまとめた本書
「自分もそんな場をつくってみたい」
「安心して話す・聴くためのヒントが知りたい」
「対話から生まれるエンパワメントに興味がある」など
家庭で、職場で、コミュニティで、対話の場をつくることに興味のある方に、ぜひ読んでもらいたい一冊です。
(引用元:【普及版】マドレ式対話の場づくり手引き 販売ページ)
私は、上に触れている「NECワーキングマザーサロン」に2016年度から3年間プロジェクトメンバーとして参画し、大変影響を受けた。その多大なる影響はまた別の機会に語るとして、2018年度にそのプロジェクトリーダーをつとめ、信頼を寄せている友人の一人であるともみんが呼びかけた読書会、ということもあり、ぜひ参加したいと飛び込んだ。
それぞれの目的を抱いて、平日の!朝もはよから!集まった進行役含め8人。
会は、自己紹介のチェックインからスタート。それぞれ目次から読みたい章を選び、そこを読んで気になったこと、話したいと思ったことを2人組で話す聴く→全体シェアで話す聴く、をしていく流れで進んだ。
一番感じたのは、「読みたい章」「気になったこと」を選びとる、自分のプロセスが、すごくおもしろかったということだ。
私は、「なぜ対話の中で『聴く』が大切なのか?」を扱う章を選んだのだが、初めに目に入ったのは「対話の場を仲間とつくる」という、別の章だった。でもまずは、基本から、という思考が、そこで働いた。
なぜ働いたのだろう?
個人ワークで読み進め、2人組での聴く話すや、全体シェアでの聴く話すをしていく中で、私が今気になってることは、「子どもの話を聴き切れていない」「物理的に夫に話を聴いてもらえていない」ということで、「聴いてもらいたい」「聴き切りたい」という、ごく身近なところにある願いだったということに気づいた。だから、まずは基本、という思考が働いたのだろう。
気づいたこと、気になること、話してみたいことを、
取り留めもなくうまくまとめなくてもよく、
絡まった事実・感情・思考・願いや希望を解きほぐしながら、
遮られず話しきり、遮らず聴ききり、
相槌やオウム返しをもって受容の反応を得て、
要約してもらったり、質問されたり
他者の考えを聴いたりしながら自分の心の動きを見つめ、
新たな気づきを得る。
どうしたいか、ありたいかを掴んでいく。
驚くほどに、極めて「マドレ式対話の場づくり」的な読書会だったなぁ、と振り返っていま、思う。
至福の時間だった。
まだ全てを読めているわけではないのだけど、この冊子は、とにかく捨て文が無いというか、大事!そうだよね、と思うことしか書いてないというか、それだけ自分の想い、願いと一致した活動に参加していたのだな、そんなふうに思える活動に出会えてよかった、と、あらためて感じる。そんな10年の活動からの知見を、一冊にまとめるのは本当に大変だったと思う……。まとめて、言葉にして、世に出してくれて、ほんとうにうれしい。ありがたし。
企画・進行のともみん、ともにこの朝の時間をすごしてくださった皆様、
ありがとうございました!!
よし、今日もまた、各自の持ち場で、奮闘しよう。
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