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今期参加したチャレンジカップの振り返りなど

みなさんこんばんは。最後の投稿から1か月以上も空いてしまいました。

今回は私の参加可能な地域での全4回のチャレンジカップが終了したのでその振り返り的なお話をしたいと思います。

今回のチャレンジカップが開催されたのは2店舗で、4/10、4/29、5/4、5/5の4日間でした。4/29~はジエスモン、ラグナロードモンのスターターが解禁されています。

事前抽選により、私は幸運にも5/4以外の3回のチャレンジカップに参加が出来ました。各日での参加デッキリスト並びに各マッチを振り返っていきましょう。

4/10

使用デッキ:黄紫ハイブリッド

ベースは流行していた形をそのままに、究極体のみ個性を出していると言えます。

1回戦 vs 青緑アーマーインペ 〇
2回戦 vs 黒X抗体(デクスドルグレモン、デクスモン入り) 〇
3回戦 vs 黄紫コントロール 〇
準決勝 vs アルファ(優勝者) ×
5回戦 vs アルファ ×

最終結果:勝ち点9の7位(9点ラインのOMW%最高点)

当日持ち込んだリストは、リカバリー手段が豊富であり、最悪時間切れとなってもルールによりセキュリティ差での勝ちが望める構成です。

ジェットシルフィーモン+8弾ヒカリ+戦術的後退の組み合わせが強力なので、ミラーマッチでもタイムアップ時に手番さえ握れていればセキュリティを最低2枚増やす動きが取れます。当日の3回戦はまさにこの流れで、中盤辺りから相手のセキュリティを常に4枚以下に削っておいて自分は5枚以上とキープ。タイムアップの時点で盾差が4-1でしたのでそのまま勝利することが出来ました。

準決勝の敗戦では正直私のプレイングが甘かった局面もあったのですが、育成からドルガモンを出してからの

デクスドルガ→ドルグレ→デクスドルグレ→アルファ→王竜剣

と、ブラックメモリーブーストのディレイ効果・ユージ・クールボーイを絡めて一気に上がりつつ、王竜剣で取り戻したメモリーで金剛を発動されてからの3チェック×4連続攻撃でセキュリティの戦術的後退とカオスディグレイドを封殺されて負けてしまったので大きな知見を得ることは出来ました。

この状況を使用レシピのデッキで凌ぐにはセキュリティデジモンのDPで王竜剣を倒すしかなくなります。この敗戦では削られたセキュリティ8枚の中にスサノオモンとデクスモンが入っていたので、シューツモンの進化時効果でセキュリティデジモンにDP+3000を入れておく必要がありました。序盤で最初に泉を進化させた時に、ハンドにはフェアリモン2枚とシューツモンがあったのですが、ここで不用意にシューツモンを切ってしまっていたのが痛かったです。この後はゲーム終了のタイミングまでシューツモンを引けませんでした。

最終戦も金剛こそ撃たれなかったのですが2チェック×3連続攻撃をされた際に最後の6枚目までカオスディグレイドが捲れなかったのが激痛で、返しのターンこそデクスモンで凌ぎはしたのですが、次のターンに育成エリアに成長期を用意されつつ金剛を撃たれてリカバリーが出来ず敢え無く敗れ去りました。

正直言ってこの負け方をするまではアルファモンのワンショットを軽視していた感が否めないので、敗れこそしましたが「上手いプレイヤーの使うアルファモン」の動きを把握出来たことは大きかったです。

この日の参加者の使用デッキは黄ハイブリッドとアルファモンがかなりの割合を占めていたため、この背景を踏まえて29日の大会に臨むこととなりました。

4/29

使用デッキ:黄ハイブリッド

前回アルファにやられたので、アルファが対抗出来ない退化のギミックをセキュリティに用意したものになります。チクリモンは戦術的後退で能動的にセキュリティに仕込めるのも強みにはなりますが、ここで4枠を取られたためデクスモンや究極体の枠を縮小せざるを得ませんでした。アルファモンへの耐性を上げた代わりにミラーでの対応力が下がったのがこのリストでの不安要素でしたね。

1回戦 vs アルファ(前回優勝者) ×
2回戦 vs ジエス ×
3回戦 vs アーマー体 〇
4回戦 vs アルファ 〇
5回戦 vs 黒X抗体(デクスドルグレモン、デクスモン入り) 〇

最終結果:勝ち点9の13位(9点ラインのOMW%最低点)

いきなりメタの中心と想定したアルファを踏んだのですが、相手のターン中にタイムアップ。

この時点でのセキュリティ差は4-1だったのですが、王竜剣に2枚を削られここで捲れたのは金剛とチクリモン。

起き上がったアルファモンはデクスモンで仕留めるも盾は1-1に。場に残っていたメカノリモンがデクスドルグレモンへと進化し、金剛を突破しアタック。最後の盾が戦術的後退でない限りこちらの負けでしたが、2枚目のデクスモンが捲れて0-1でそのまま負けとなりました。

終盤で1体目のメカノリモンを処理するときに軽減適用で5コストのデクスモンで取るか、テイマーをスサノオモンにして取るかを悩んでデクスモンにしたのが最後のターニングポイントだったかもしれません。

このほか、タケルをプレイしたときにブレスオブワイバーンを抜くしかなかったので、黄以外のカードで固められたセキュリティがマイナスにはたらいたのも敗戦の理由ですね。ゲーム当初から金剛が2枚入っていて、リカバリーを噛ませつつキャッチ出来るカードが少なく制約が大きかったです。

2戦目はスターター収録のジエスモンを採用したデッキにボコボコにされました。ジエスモンのスターターは正直弱いと思っていたのですが、実際に使われてみると所感が大きく変わったので視野の広がりには繋がりました。

また、当日の優勝デッキもジエスモンでしたので、これにより5/4、5/5のチャレンジカップの環境は大きく動くことが予想されましたね。

5/4

私は抽選漏れのため不参加でしたが、優勝デッキがDブリガードとまた新たな風が吹いていました。当日参加した友人に参加者の使用デッキの傾向を伺ったところ、ジエスとアルファでほぼ半数を占めているとのことでした。

翌日の最後のチャレンジカップに向けて私が用意していたデッキは

黄色ハイブリッド

ジエス

アルファモン

の3つでした。あとはどれを使うかの問題で、それぞれの強みと弱みの兼ね合いなのですが、これについては後述させていただきます。

結局、私が選んだのはアルファモンでした。
この選択につきましては友人・知人には口々に意外と言われましたね(笑)

当日のマッチは

1回戦 vs アルファ 〇
2回戦 vs ジエス 〇
3回戦 vs ジエス 〇
準決勝 vs ジエス ×
5回戦 vs アルファ 〇

最終結果:勝ち点12の4位

となりました。これまでの大会を黄色ハイブリッドで参加して来たのに、急なデッキ変更でよく回せたなと思われる方もいるかもしれませんが、環境上位のデッキは普段からスパーリング用に作成してマッチアップの有利不利を確認すべく触っているので然程問題にはなりませんでした。特に今回は自らの敗戦経験を元にしておりますので、自分がされて一番嫌だった動きをそっくりそのままコピーすれば良いので話が早かったですね。

アルファモンを運用するにおいての問題は手札が繋がるかどうかなのですが、勝てたゲームでも1戦目と3戦目以外は上手く繋がらず苦戦しました。デクス系列こそ噛ませられたものの、究極体での進化をオウリュウモンにするしかない手札だったので勝ちを拾えはしたものの内容的には厳しかったです。

唯一負けた準決勝では中軸のドルガモン、ドルグレモンが引けずにモタついたところをジエスモンによる2チェック+シスタモンの多面展開で攻め込まれ、一気に押し切られてしまいました。ドルガモンが4、5枚目のセキュリティから連続で捲れたときは心で泣きましたね…。

私の参加した3回のチャレンジカップの大まかな内容としましては以上となります。参加した3回中2回グレイモンを獲得こそ出来ていますが、正直なところ4月中に参加した2回のチャレンジカップは各環境に対する認識の甘さがあったと自覚しています。

では逆に最後のチャレンジカップではどうだったのかと聞かれると、今回ばかりは自信を持ってアルファモンを持ち込みました。

アルファモンを選択するに至った経緯、また、逆に黄色ハイブリッドとジエスモンを諦めた理由等をここからは記述していきます。

「デッキリストそのものよりも、そこに至った思考こそに価値があると思う」との言葉をライバルのキ〇チ氏よりいただいておりますので、申し訳ありませんがここから先は有料公開とさせていただきます。

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