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Xレコード発売目前 マグナモンX抗体採用アーマー体デッキ

こんばんは。だいたい一か月ぶりの投稿となると思われます。

今週末に第9弾 Xレコードの発売が迫っていますので、そこで収録される強カードを用いたデッキを紹介したいと思います。

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今回着目したのはマグナモンX抗体です。マグナモンから4コストで特殊進化出来る上に、進化元に特徴アーマー体を持つカードか「X抗体(オプションカード)」がある場合はアタックの対象をこのカードにさせることが出来ます。

さらに消滅するときは、消滅する代わりにマグナモンX抗体をセキュリティの1番上に移動させることで消滅を防ぐことも出来ます。消滅を防ぐ上に事実上のリカバリー1となりますので青絡みのデッキは防御面がかなり強化されますね。

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加えて専用オプションカードも収録されているのですが、これがまた強力です。アーマー体から進化条件を無視して直接マグナモンX抗体への進化を可能にしているのはもはやインチキに近いです。手札1枚を犠牲に、完全体カードとその進化コストを踏み倒しているのもそうですが、状況次第で通常マグナモンを盤面に用意することも出来るので用途は見た目以上に広いと思われます。

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ここで気になるマグナモンX抗体のテキストですが、「アタック対象を自身に変更する」ときはマグナモンX抗体自身がレスト状態であることが前提となると推察されますので注意が必要ですね。

と言うのも、ルール上アクティブ状態のデジモンにアタックすることは出来ないためです。もちろん、「アクティブ状態のデジモンにもアタック出来る」の記述を持った相手の場のデジモンはこの限りではなくなります。

そのため、マグナモンX抗体を上手く運用するにはいかにこのカードをレスト状態で生存させるかがカギになると思われます。1番わかりやすく強いのは、

3弾ブイモン(ジャミング)でアタックし、生存

→(DPプラスが適用出来る状態で)マグナモンに進化してアクティブにし、再度アタックし生存

→特殊進化でマグナモンX抗体に進化し、次の相手ターンのアタックを実質封鎖

という流れになると思われます。

もちろんマグナモン以外のアーマー体でアタックし、アーマーパージしなかった場合黄金騎士の覚醒を使って直接マグナモンX抗体に進化させるのも有効なルートとなるでしょう。

マグナモンX抗体自体が既に突破されにくいデザインですし、仮にアタックでパワー負けしてしまってもそこで1枚リカバリーした上に進化元からアーマー解除を有するアーマー体が現れるため場持ちがとても良いです。

それでいて従来のファイアロケットやキメラモンを用いた波状攻撃の手段も有しているので、9弾環境のアーマー体は脅威になると思われます。このデッキ(マグナモンX抗体)を超えられないと9弾環境で生き抜くのは厳しいと言っても過言ではないでしょう。

ここで採用カードの一部の使い方や採用理由を一応紹介しておきます。

・武之内空&城戸丈

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相手の盤面に進化元を有しないデジモンがいるときにメモリー+2、青のデジモンがアタックしたとき相手のデジモンから進化元のカード2枚を破棄する強力なカードですね。

採用理由は追加メモリーが欲しいのももちろんですが、進化元破棄がミラーでは重要な役割を果たすためです。マグナモンX抗体の攻撃対象変更効果は進化元に「特徴:アーマー体」かオプションの「X抗体」があるときがトリガーとなっています。すなわち、進化元から特徴:アーマー体のカードを抜いてしまえば効果が発揮出来なくなるという算段です。

・X抗体

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このカードに枠を割きたくはないのが本音ですが、前述した様に自分がマグナモンX抗体の進化元のカードを狙うということは相手からも狙われると考えるべきです。このカードは一旦進化元に差し込んでしまえば効果で破棄されることはないため、マグナモンX抗体の攻撃誘導効果を進化元破棄では防ぐことが出来なくなります。ミラーではこのカードを採用していない方が圧倒的に不利にはなりますが、このカードばかりを呼び込んでも弱いため、採用枚数は2枚と控えめにしてあります。

・アイスウォール‼

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デッキ1枚制限となっても相変わらず強いです。アタック対象を変更出来るマグナモンX抗体とのシナジーも非常に高いので、制限入りしていなければ守りは鉄壁だったことでしょう。以前ほど簡単に使えないカードとなってしまいましたが、マグナモンX抗体がレストしている盤面のときに撃てるのが理想的ですね。リードしている時は勝利をより確実なものに出来るでしょうし、劣勢の盤面を覆す力となります。

見渡す限り強いことしか書かれていないマグナモンX抗体なのですが、そんなこのカードを突破するには何が有効なのかも考えておきましょう。一例を挙げると

・DPで上回る
・進化元を破棄する
・道連れ
・退化

といったことが挙げられるでしょうか。DPはマグナモンを経由されていると、トラッシュ次第で異次元の領域に行かれますし、進化時に黄金騎士の覚醒を用いられているとDPマイナス効果も付与されなくなります。進化元破棄もX抗体を仕込まれると効かなくなるのでそれぞれ不安が残ります。道連れもリカバリーされた上に進化元のアーマー体が盤面に残るとなると、ボードアドバンテージやダメージレースで大差をつけられてしまうので解決策とまでは呼べません。

以上のことから、この中で一番効率が良いのは退化です。退化1でも疑似リカバリーを防ぐことが出来るので悪くないですが、進化元のアーマー解除も厄介なので出来ることなら退化2させてしまうのが分かりやすく強いですね。退化を無理なく使えて、テイマー除去の手段も増えた黒が9弾環境では台風の目となることは間違いないでしょう。

Xレコードではこのほかにも強力なテキストを備えたカードが多数収録されているため、マグナモンX抗体や黒を上手く突破出来るデッキを構築出来るかがカギとなると言えます。発売前後で妙案が浮かんだときはまた記事にしたいと考えておりますので今後もよろしくお願いいたします。

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