団塊の世代ジュニアの少年時代(残酷編)
我々世代は残酷であった。やたらと生き物を殺して遊んだ。親がこんなだからかもしれないが、うちの子供二人(現在小6男と小3女)は田舎に住んでいるのに生き物が苦手。息子とは夏になると家のそばの街灯によく、クワガタやカブトムシがくるので、夜散歩がてら取りに行くのだが(この場所は知っている人の間ではヒット率高いらしく、家を出ると、車が止まっていることが多々ある)、虫をつまむのが苦手。ようつままんのなら取りに行くといわなければいいのにと思う。娘は、アマガエルが苦手。夏になると、大抵網戸に引っ付いているが、たまに家に入ってくると、ギャーギャーうるさい。ムカデも年に数回は家の中で見かける。
3年ぐらい前、寝転がってテレビ見ていると、なんか動く影を感じて、視線移すと体長15センチほどのヘビが。箸でつまんで、外に放り出したが、後で写真をFBに上げると、どうもヤマカガシだという判読に。小さいとは言え、家の中に毒蛇がうろうろしている。
二人とももっと、ワイルドに育てたいと思っていたのだが、そんな親の期待とは逆に、ゲームが大好きな都会の子と変わらない。
(そう、鶏も食べるために飼うのだといい、卵産まなくなったら首切るの頼むぞというと、絶対にしないと。結局飼っていた3羽はしぐまにやられてしまったけれど)
前置きが長くなったが、私は残酷な子どもだった。当時、私の住むマンションの周りは竹やぶや雑木林が残る場所で、裏には関西大学のキャンパスという雑木林もあったので、昆虫採集には困らなかった。特にカナブン系は。
大阪人の私は、ひっくるめてカナブンと言っていた。コガネムシという表現は使っていなかったんじゃないだろうか。
調べて、書こうかと思ったが、長くなるので、こちらを参照することにする。詳しく知りたい人はこちらをクリック
https://ameblo.jp/tentoumushi26/entry-12345162357.html
当時、どこにでもいたのがこれ。名前を調べるとコフキコガネ。当時はこれもカナブンと総称していた。子供時代の仕訳方として、馬力があるのかどうか。こいつはあまり力なし。足の爪が皮膚に引っかかっても痛くない。
こいつはカナブン。いる場所が決まっているのでコフキコガネに比べるとレア。馬力は一番つよい。しっかり持っていないと逃げるし、足の爪は引っかかると痛い。一番爪が痛かったのは、カブトムシの雌、別格。あいつの足の馬力は強い。
こいつはハナムグリ。ハナムグリはハナムグリと言っていた。名前の通りなので。こいつは小さいし、いつでも捕まえられるわけでもないので、観賞用。
番外の黒カナブン。捕獲はしやすい(数も多かった)が、こいつは捕獲対象外。なにせ、捕まえるとすぐウンコをするので、嫌われていたカナブン。
今回、残酷編なので、その対象はコフキコガネ。奴らは動きも早くなく、扱いやすい。カナブンは馬力があるので、胸と腹の関節部分にタコ糸をくくり、飛ばして遊んでいた。糸の抵抗が結構あるので、しばらくすると弱ってきて飛ばなくなるが、遊ぶ分には十分。コフキコガネはタコ糸付けると、その抵抗でこちらが満足するほど飛ばない。なので手間の無駄。
奴らを捕まえて何をしたかというと、ロケット花火に括り付けて飛ばしたのだ。カナブンでもやってみたが、やつらは馬力があるので、きつく縛っても外れてしまう。コフキコガネは、発射から爆発まで、花火にくっついてい居るわけ。これは昼間ロケット花火で遊ぶ場合。夜やっても爆発後がわからないので。
夜は夜で、普通の花火でコフキコガネを焼くということをしていたなあ。このころの手持ち花火の目的は、観賞するではなく、一点集中で何かを焼くということがメインであった気がする。
何をして、暇をつぶすのか。友達と遊ぶ=暇をつぶす工夫をする。やること考えるというのが日頃の課題。今の息子娘見ていると、なんでこんなに宿題あるんだ?おれは宿題そんなにした記憶がない。宿題ネタについては、また別途書くつもりなのでその時に。
長くなったので、この辺で。
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