はじめてのワークショップ
こんにちは、TSUGUの西元です!
(時間が経ってしまいましたが…)
10月29日、あまがさきキューズモールで定期開催されている体験型イベント「たがやす たがやす」にゲストとして参加させていただきました。
「はじめてのワークショップイベント」
で感じたことや感想などをまとめました!
"たがやす たがやす" とは
"株式会社ここにある"さんが、中心となって行っておられるプロジェクトで、U-30のメンバーを中心とした関西を中心に活動を行っている団体が企画者となり「夢中」になっていることを様々な形で表現するイベントです。
今回私たちは「アクリル端材でつくる!アートモービル」というワークショップを行いました。
最近よく目にするようになった、
アクリルキーホルダーやアクリルスタンド。
推し活という言葉が広がり、触れる機会が増えているアクリル商品は、
製造の段階でどうしても"端材"が大量に出てしまいます。
もちろん、端材を溶かしてもう一度アクリルを板の状態に戻すことも
または、違う形にすることも出来ますが、その取り組みを行うのにも
費用と時間がかかってしまいます。
私たちのように、アクリル商材の製造を始めて間もない会社としては、
そういった取り組みに興味があり将来的には考えたいのですが、
今すぐに取り組めることができません。
そこで手っ取り早く選んでしまうのが"産業廃棄物"として処分する方法です。
正直、私たちもアクリルを処分した後、どういった流れで廃棄されているのか分からないのが現状です。
ただ、環境には悪いだろうな、時間はかからないが回収には費用がかかる。
それなら、透明でキラキラしている、レーザーカット機を使って自由に形がカットできる…となると何か面白いことに使えたり、誰か必要としている人が使ってくれた方が良いのではないか。と考えていました。
"アクリル端材"は、製品の形によって残る型が変わるので
いろいろな形があり「恐竜に見えるな〜」「組み合わせると顔になる!」と想像力を掻き立てたり、透明なのでガラスのような輝きがあり、且つ、軽いので扱いやすいという利点があります。
そういったところから、いろんな形の"アクリル端材"に色を塗って
自由に"端材"でアートを楽しんでもらうことを考えました。
子どもの想像力は無限大。
イベントは2部制各20組の事前予約制で受付。
初めてのワークショップにそんなに大勢の方が来てくれるのかな、という不安でいっぱいの中、準備を進めていると、
ここにあるの担当の方から「早々に予約枠がうまりました!」とのご連絡、ほんとうに嬉しかったです。
当日、イベント準備中にも興味を持ってくださるお客様から何度もお声がけいただき、ここにあるさんにもご協力いただき少し枠を増やしていただきました。
イベントが始まり、アートモビールづくり開始!
大きな端材をたくさん選んで豪快に色を塗り進める子や、色を塗る前に土台に端材を置いて配置を決める子、スタートからみんなの色が出ていました。
小さな小さな端材に色を塗るだけでなく柄をつけたり、土台に絵を描いてまわりに小さな端材で装飾をしたり、想像しているよりもたくさんの楽しみ方があることに気づかせてくれました。
子ども向けのワークショップでも保護者の方が付き添うと、どうしてもアドバイスをしたり、制作物に手をつけてしまうことが多いそうですが、今回のアートモービルづくりでは「元々の用意された端材に決まった形がなく自由に組み合わせられることで、子ども主体で取り組めているように見えてとても良かったです!」と担当の方からもお褒めの言葉をいただきました。
イベントを終えて
今回は、株式会社ここにあるさんがメインとなって全体の流れや経験から、たくさんのご提案をいただき進めていきました。
TSUGUからは、新卒アシスタントデザイナーくん、最年少印刷オペレーターくんも参加してくれて、普段PCや印刷機に向かって仕事をするのとは違い、直に人と向き合うと気づくことがたくさんあったと思います。
みんなで振り返りをすると「事前の準備が足りなかった」「事前の共有だけでは分からないところがあった」と反省点が出てきてしまいますが、足りなかったところはその場の指示で臨機応変に対応してくれて当日の動きとしては◎。共有が足りなかったところについては私自身の改善として、内容をまとめるだけではなく、どんなことでも直ぐに聞けて円滑に進めるのにも、日頃のコミュニケーションを大切にしないと!と思いました。
ただ、イベントの中の子どもたちの真剣な様子や少しの待ち時間の「まだかな〜」と言ってくれたワクワクした表情、人と空間のひとつひとつが、またやってみたい、よりよいイベントにしていきたい。という気持ちにさせてくれました。
"たがやす たがやす"にお声がけくださった
株式会社ここにある インターンの速水さん、
お忙しい中、打ち合わせに当日にサポートしてくださった芽生さん、
本当に有難うございました!