見出し画像

お家にもみどりを【冬のグリーナブルツアー】

フードロスゼロチャレンジデイズ×梅一グリーンプロジェクト

なかなか寒くならないと感じながら過ごした2024年。年が明けて2025年はさすがに寒さを実感する日も増えたように感じます。
2024年10月からはじまったフードロスゼロチャレンジデイズ秋編もいよいよ最終回。阪神百貨店梅田本店が入るツインタワーズ・サウスが舞台です。
梅田では甲子園の「神整備」でおなじみの阪神園芸さんが進めている都市の緑化プロジェクト、梅一グリーンプロジェクトとのコラボレーションで実施しました!

冬になにする?苔テラリウムする?

真冬のこの時期は、生物の育成も非常にゆっくりな時期。次の季節に備えて植物たちが準備をする時期でもあります。ということで、今回は、みどりが少し減る時期でも、おうちでみどりを身近に感じてもらえる「苔テラリウム」ワークショップを実施しました!

土と2種類の苔がベースに、瓶の中に小さな世界を作ります。

テラリウムってなんだろう?

そもそも「テラリウム」とは、陸上でなにか生物を育てる、という意味だそうで、植物だけでなく、動物を育てる環境を整えたものもテラリウムというそうです。
「苔テラリウム」はその名の通り、苔を育てる環境を整えたものですね!小瓶の中に苔が生育できる環境を作っていきます。

植物のことなら園芸のプロ、阪神園芸さんにお任せ!
どんな手順があるのかを確認しておきましょう
大きめの石と、アクセントになる色のついた石や砂。

苔テラリウムワークショップスタート!

❶土を入れる 

まずは土を入れていきます。これは簡単!

❷石をレイアウト
 立体感が出るのでどんな石をどの向きに置くのかがポイント

石を配置。横に広がりを出す?縦に立体感を出す?

❸苔をレイアウト
 本日の主役です!角度や高さの出し方が結構難しい…

苔は2種類。奥がホソバオキナゴケ、手前がヒノキゴケ。
苔の配置は性格が出ますね。大胆な方は一瞬でしたし、慎重にオペのようにピンセットを使いこなす方も。
無言で集中する方も多かったです
だんだん様子が見えてきました

❹カラーサンド(砂)をアクセントに
 色によって、リアルにもファンタジーにもなります
❺フィギュアを入れる
 小さな小さな動物が世界を引き立てます
❻仕上げ!
 微調整して、完成!

想像力で広がる小さな世界

30分程度でみなさん、仕上がりました!
はじめは苦戦されていた方もだんだんコツをつかんでそれぞれの小さな世界を作り上げていました!
苔はそれほどこまめなお世話は必要なく、長く付き合えるようなので、みなさんのおうちでぜひみどりを身近に感じてください!

山羊や豚、牛を配置すると、一気に小さな世界ができあがりました!
配置によって山岳地帯にも、ガーデンにも、牧場にも見えるのが不思議です!

冬のグリーナブルツアーへ出発!

苔テラリウムワークショップのあとは、都会のオアシスともいえるツインタワーズ・サウス12階の屋上庭園へ。
冬は来る季節に備えて肥料を与える時期だそうです。
真冬でも施肥をするのは結構重労働で、汗をかきながら作業しているほどだそう。
春にきれいに緑が広がっているのは、冬の間の植物と人の手による準備の両方がいきているんですね。

ツインタワーズ・サウスの12階にはとってもみどり豊かな庭園があるのです
みなさんの堆肥を見比べると家庭によって仕上がり方もさまざま

コンポスト堆肥はどこへ?

今回、みなさんが持ち寄った堆肥は、阪神園芸さんによる追熟、調整を経て、大阪・関西万博の時期に国内外たくさんの方を花でお出迎えするために設置される梅田のお花のプランターに使われていきます!
みなさんのおうちで出た生ごみが資源に生まれ変わって、都会のみどりにつながり、世界中から来る人を歓迎する…
日常のすごく身近なところが世界につながるって面白いなと感じました!

集めた堆肥は阪神園芸さんによる調整を経て、梅田のみどりにつながります
自慢の苔テラリウムと「食とわ」ポーズ!

次のチャレンジは・・・

次回、2025年春編から
フードロスゼロチャレンジデイズから名前を変えて
食とわコンポストチャレンジとなります!
3月16日(日)スタート予定ですので、
興味ある方はぜひ一緒にチャレンジしましょうー!

食べものをつなぐ、“わ” をひろげる

「食とわ」とは、食べものをたいせつにしながら、人と人、食材と新たな価値をつなぐプロジェクトです。お家で使いきれなかった食材が、新しいレシピで蘇るかもしれない。地域のイベントで、見知らぬ誰かと食卓を囲むかもしれない。「食とわ」は、そんな“循環“の輪を、みんなで楽しくつくっていく取り組みです。


いいなと思ったら応援しよう!