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駅ナカファームでお芋ほり?【絹延橋駅ファーム×チャレンジデイズ】

絹延橋ってご存知?


能勢電鉄・川西能勢口お隣の絹延橋駅は、兵庫県川西市絹延にあります。
かつて機織(はたおり)や多色染めの布を付近の猪名川に流して水洗いし、河原に絹を延べて干していたことに地名が由来されているようです。
その絹延橋駅の上りホームの奥に実は小さな畑があるんです。

待合室の更に奥、絹延橋の駅名標とコンポストの丸い看板が目印です。


イベントスタート

2024年9月21日。
今回絹延橋駅で行われた「フードロスゼロチャレンジデイズ 2024Summer」堆肥活用イベントのメニューはこちらです。
・前回植えたサツマイモの収穫
・畑を耕す
・土づくり
・種植え
・水やり

前回植えたといえば、綿もすくすく育っています。ちゃんと綿花と綿が!
3種類植えた内のひとつはお花はピンク×白、綿は薄茶色です。かわいい!
掘り進めると大きなお芋がどんどん出てきます。
本日掘り出したお芋は140!収穫量ダービーニアピン賞の方々には大きなお芋を授与しました。
お芋を全て獲った後は畑全体を耕します。
腐葉土や赤玉土、阪急オアシスキセラ川西のバイオコンポスターでできた堆肥を混ぜ合わせます。
恒例の堆肥見比べ会。みなさんの持ち寄った堆肥はそれぞれ見た目が異なっていて面白い。
どの堆肥もサラサラでとっても素晴らしい!
作った畝に野菜の種を植えていきます。元気に育ちますように。
今回植えた野菜は、野沢菜、天王寺かぶ、野崎二号(はくさい)、亀戸大根、打木源助(大根)、菜の花

無人駅での継続が成立する"私たちのファーム"

常駐する駅員さんはいませんが、2023年6月から絹延橋駅ファームでの野菜や植物の栽培は続いています。
晴れの日が長く続いたり、台風が近づいてきたり、雑草がわさわさ生えてきたり、野菜が収穫の時期を迎えたり・・・。運営側だけでは行き届かないあれこれが多いのですが、このファームは参加者のみなさんの自発的な「畑行きます!」に支えられて成り立っています。
また、畑での作業に行ってくださった方は「水やりに行ったら、枝豆がたくさんなっていました」、「収穫したトウモロコシはこんな風に食べました」と画像付きで報告をしてくれるので、どこにいても絹延橋ファームの今の様子が分かります。そしてそんなコメントや画像を見るたびに「私たちのファーム」に想いを馳せ、この場所をより大切に思うことができているのです。

これから水やりや草取りをしながらみんなで大切に育てていきます!

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