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転職したら天職だった話。

介護の世界で看護師を10ヶ月程度務めたが、スタッフも環境も高齢者もすべてが合わずに、ストレスでしかなかった。
わたしは小児看護がやりたくて看護師になった。
新卒から夢だった小児科病棟で働くことができて、幸せだった。
でも、子どもが生まれたり夫の転勤についていくことになり、自分のキャリアは諦めざるを得なくて、とにかく家から近いことや融通が利くことを最優先に職場を探して面接を受けた。
だけど、どこかで諦められず、「〇〇市 小児科 看護師 パート」と毎日のように検索しては撃沈していた。

介護施設で働き始めたときにはスタッフの人数はそこそこいたし、融通も利かせてくれるというので、本当にやりたいことに目を瞑って日々やり過ごしていた。
しかし、退職者がかなり増えて超がつくほどの最低人数でまわす必要がでてしまい、子どもの体調不良や自分の体調不良での突然のお休みも言い出しにくい環境になった。
もちろん感染対策は自宅でも行うが、仕事を休めないからと休日に遊びに行くことが怖くなってしまい、私の中で心の底から子どもと楽しく遊ぶことができない状況になってしまった。
スタッフ同士のいざこざもあり、穏やかな気持ちで過ごしたい私にとってものすごいストレスだったのであろうか、顔面の痙攣や首の痛みが顕著に現れるようになった。

そんなとき、いつものように仕事を検索していたが、このときはいつもと少し異なり、いま住んでいる市の隣の市も検索してみた。

私のやりたい分野の求人が出ていた。
夢にまで見た小児分野。
もうこんな求人に出会えることなんてないかもしれないと思うと、居ても立ってもいられなくなり、ハローワークへ向かった。
面接を受けて、無事に採用通知を頂いて、前職は退職することとなった。

新しいことをするときは、いくつになっても緊張するが、毎日子どもたちに癒やされながら仕事ができることに感謝している。

私にとって、小児分野は天職。
さらに言うと、重症心身障がい児のケアに医療者として携わることができることがとても嬉しい。
これに関しては、また別の機会にお話していけたらと思う。















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